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がん情報発信の影響~2013年度 第4回「がん情報の不足感」実態調査~

2013年度「がん情報の不足感」実態調査|更新日:2014/01/17[金]

 「がん情報発信の影響」について、今回の調査から以下のことが分かりました。

がん情報の発信者の約8割は受け手から何らかのリアクションを得ている。さらに、約3人に2人は、情報発信することを肯定的にとらえたほか、自身のがんに関する情報が充実した実感を持っている。

調査結果詳細

情報発信した結果、読者(閲覧者・講演参加者)など他人から何らかのリアクション(コメントや質問など)がありましたか。(「情報発信した」回答者のみ)

情報発信した人のうち8割は、その情報の受信者側から何らかのリアクションを得ました。しかも、うち半数以上はリアクション者とその後も一定の「交流が続いた」としています。発信方法として多く使われているブログが、「読者コメントが一切入らない設定」で行われることが珍しくないことを考慮すると、かなり高い反響率と言えます。
また、「交流が続いた」ということは、情報発信側がリアクションに対して再返信をしたことを意味し、すなわちリアクションの内容が(「いいね!」ボタン等のレベルだけでなく)そうした再返信を呼ぶ品質、共感性を持っていたことを意味します。

情報発信をしてリアクションがあったか

読者(閲覧者・講演参加者)などと交流したことで、自身のがんに関する情報は充実しましたか。(「リアクション者と一定の交流が続いた」回答者のみ)

リアクション者と交流した情報発信者3人のうち2人が、交流したことで「自身のがん情報が充実した」と回答しました。「情報発信は人のためならず」と言えるかもしれません。

読者と交流したことで自身のがんに関する情報は充実したか

情報発信をして良かったと思いますか。(「情報発信の経験あり」回答者のみ)

情報発信した人のうち7割が「情報発信して良かった」と回答し、逆に「悪かった」とした人はほとんどゼロでした。特にこれは、リアクションの有無で傾向が顕著であり、「交流が続いた」「交流はないがリアクションはあった」「リアクションなかった」の順で、情報発信したことに関する満足度が高いと言えます。

情報発信をして良かったと思うか

情報発信をして良かったと考える理由を教えてください。(「情報発信の経験あり」回答者のみ)

情報発信して「とても良かった」「良かった」「どちらでもない」それぞれの理由を聞いたところ、やはりリアクションが得られたか否かが大きいようです。特に「良かった」理由として、「自分と同じ立場の人と交流できた」ことと「人の役に立った実感」を挙げる人が大半で、反響の質や数量を語る回答が多く、また、「どちらでもない」に含まれるネガティブ理由に「特に反響がなかったから」が多く含まれました。
すなわち、「人の役に立った」と実感できたか否かが、満足・不満足感に直結する人が非常に多いことがわかりました。また発信したことで「自分の考えや気持ちが整理できた」という人も少なくありませんでした。

「とても良かった」「良かった」コメント抜粋

本人/乳房/女性/50代
自分自身、当時4歳の娘を抱えての癌宣告であり、女性の大切な乳房を失うといういわばショック状態にあり、それがブログを毎日更新したり、多くの人と交流を持ったり、乳癌情報の発信で誰かの役に少しでも立てた充実感で、そのつらい時期を乗り越えられたと思うから。
本人/卵巣・卵管/女性/40代
癌でも部位により症状や薬も多少違うので、やはり同じ種類の癌仲間と交流できるメリットがありました。卵巣、子宮摘出にともなう不調やリンパ浮腫などは、やはり経験者でないとわかりあえない部分が多いと思います。精神衛生上よかったです。
家族/腎臓・副腎/男性/60代
患者さんだけでなく、ご家族や医療従事者の方々からも好評でした。
病は気からと言いますが、心身をリラックスさせればNK細胞を活性化することが医学的にも立証されています。
本人/子宮/女性/50代
従来の対面などの方法では、情報の拡散に限りがあるが、インターネット上ではより多くの人に知ってもらえる。意外に知られていないので、役に立ててよかった。
家族/その他/男性/50代
少しでも正しい情報を得て治療に当たり良い効果が得られたから。抗がん剤と正しいサプリ(副作用の軽減等)。
本人/肺/男性/20代
タバコを吸わなければ癌にならないと信じているようだったから、私はタバコを吸ったことがないのにがんを発症したのでそのケースをリアルタイムで伝えられて良かったように思う反面、若年者のがん患者に対する保険なりに入っておく余裕がなかったので、今からその情報をつかむ人にとっては、良かった、いいものを伝えられたように感じます。
本人/乳房/女性/40代
具体的に人の役に立った。特に元気をもらったパワーを貰ったと書いてもらえると嬉しい。また健常者が癌検診に行ってくれた。
本人/前立腺/男性/60代
早期発見者にとっては術式の選択範囲が多く、転移も無いことから経済的にも良い。このことは個人のQOL維持に役立つのみならず、医療資源の浪費防止にもなり、ひいては国家経済の無駄な支出防止にもなる。
本人/乳房/女性/50代
自分と同じような考えの人がいることがわかった。また、そうではない人もいるとわかった。治療の選択肢が広がり、医師に自分はこうしたいという意見を言うことができると言えたこと。
本人/子宮/女性/30代
子宮がんだったので、子どもを持つことをあきらめていた人なども、術後に子どもを産んだという私の体験を見て、希望が持てたと連絡があり、嬉しかったから。

「どちらでもない」コメント抜粋

本人/食道/男性/40代
あまりリアクションが返ってこない。返ってくるようにするためには状況を詳細に表現しなければならず、この病気は個人おのおの抱えている問題が多岐に渡るため、SNSなどのツールではやり取りしにくく、相当相手との信頼関係が築けないと情報交換ができないことがよくわかったから。
本人/胃/女性/40代
体調が悪くなった時など、ブログ発信が停止してしまって、周囲に必要以上の心配をさせてしまう。癌や死に対しての考え方の違いを執拗にメールで語られて辟易することがある。文章だけで私を判断されてしまって、誤解が多いのも困惑している。
家族/肺/女性/60代
みんなが同じ環境で生きている訳ではないし、考え方や価値観もちがう・・・ガン検診を受けられる人もいれば、結果が怖いからイヤだという人もいるし、経済的に負担をしたくない人もいる。
本人/乳房/女性/40代
手術前と後とで、人間関係は変わりません。ブログにコメントを残してくれた人は前からの付き合いで乳がんの先輩?(5年経過)。その方からもたくさん情報をもらった。
本人/脳/女性/40代
後で読んでみて、なんでこんなこと書いたんだろう。。。とか当時の辛かった出来事や周りに迷惑かけたこと・・・等、多々甦ってかえってブルーになった。

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