出典:家庭医学大全 6訂版(2011年)
止血法と創処置の原則
しけつほうとそうしょちのげんそく
止血法と創処置の原則とは?
出血には動脈性出血、静脈性出血、毛細血管性出血がありますが、生命に危険を及ぼす大量出血は、主に動脈性出血です。動脈性出血の特徴は、真っ赤(鮮紅色)な血液が脈打つように噴出することです。
一方、静脈性出血は、赤黒い(暗赤色)血液が持続的にジワジワとわき出てくる特徴があります。出血量が多いほど、また出血が激しいほど止血を急ぐ必要があります。