出典:家庭医学大全 6訂版(2011年)
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外出血
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もしかして... 止血法

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外出血とは?

 循環血液量の約15%を失うと、脈拍が速くなったり、呼吸回数が増えたり、不安、恐怖、敵意などの精神症状が現れたりします。また、40%以上の血液を失うことは、ほぼ致死的といわれています。

 外出血は、病院に到着する前でも直接圧迫止血によって止血することがたいていできるので、一般市民が止血法を学ぶことはとても有用です。

 四肢にある血管は最も太いものでも直径1cm程度なので、傷口のなかにある血管の場所を含めてしっかり手で圧迫すれば、止血できないことはほとんどありません。落ち着いて傷口全体をガーゼなどで圧迫しましょう。ガーゼがすべて血液を吸収してベトベトになったら、新しいガーゼと交換します。なお、床や衣服に広がっている血液は、約30cm四角で100mlと概算することができます。

(執筆者:済生会横浜市東部病院救命救急センター医長 山崎 元靖)

出血に関連する可能性がある薬

医療用医薬品の添付文書の記載をもとに、出血に関連する可能性がある薬を紹介しています。

処方は医師によって決定されます。服薬は決して自己判断では行わず、必ず、医師、薬剤師に相談してください。

・掲載している情報は薬剤師が監修して作成したものですが、内容を完全に保証するものではありません。

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