出典:家庭医学大全 6訂版(2011年)
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喀血と吐血
かっけつととけつ

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もしかして... 結核  肺がん  気管支拡張症  肺挫傷  呼吸不全

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喀血と吐血とは?

 喀血も吐血も口や鼻をとおして出てくる出血ですが、出血源が異なります。喀血とは気管や気管支、肺などの呼吸器系の器官からの出血であり、吐血とは食道や胃、十二指腸などの消化器系の器官からの出血です。

 喀血と吐血を判別することは簡単ではありませんが、一般的には喀血は咳などと一緒に起こり、真っ赤(鮮紅色)な色であり、泡沫と一緒に出てきます。吐血は胃液と混合されることが多いので、暗赤色、茶色~褐色、黒色であり、コーヒー残渣様と表現されることがあります。

喀血と吐血と関連する症状・病気

(執筆者:済生会横浜市東部病院救命救急センター医長 山崎 元靖)

吐血に関連する可能性がある薬

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