エスクレ坐剤「250」

処方薬

エスクレ坐剤「250」の基本情報

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作用と効果

中枢神経に対し抑制的に作用し、抗けいれん作用を示します。
通常、理学検査(脳波、心電図、筋電図などをとる検査)時の鎮静・催眠や、静脈注射が困難な場合のけいれんに用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。ゼラチンアレルギーの既往歴、急性間けつ性ポルフィリン症がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、小児は1回体重1kgあたり主成分として30~50mgを直腸内に挿入します。年齢・症状、目的により適宜増減されますが、総量の上限は1.5gです。本剤は1個に主成分250mgを含む製剤です。必ず指示された使用方法に従ってください。

誤って多く使った場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、下痢、食欲不振、徐脈(脈が遅くなる)・呼吸緩徐、発疹、紅斑、かゆみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・息苦しい、息切れ [無呼吸、呼吸抑制]

・顔面蒼白、冷や汗、息切れ [ショック]

・薬がないといられない、薬を中止すると手足がふるえ不眠不安けいれん幻覚などを起こす [依存性]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、湿気を避け、冷暗所(冷蔵庫など)で保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

久光製薬株式会社

薬価

1個あたり46.1円

剤形

微淡黄色のカプセル坐剤

シート記載

HP5250Z

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > 催眠鎮静剤,抗不安剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

抱水クロラール

この成分で処方薬を探す

YJコード

1123700J1020

レセプト電算コード

661120001

更新日付:2020年09月04日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・エスクレ坐剤「250」を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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