ベロテックエロゾル100

処方薬

ベロテックエロゾル100の基本情報

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作用と効果

β2アドレナリン受容体を刺激することにより、気管支平滑筋をゆるめ、気管支を拡張させ、呼吸を楽にします。
通常、気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫、塵肺症の気道閉塞性障害に基づく呼吸困難などの諸症状の緩解に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。甲状腺機能亢進症、高血圧症、心疾患、糖尿病がある。

妊娠または授乳中

他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量

喘息の発作時に限り、通常、成人は1回2吸入(主成分として0.2mg)します。1回1吸入(0.1mg)から始め、効果を確認しながら使用します。吸入後2~5分間たって効果が不十分な場合は、さらに1~2吸入(0.1~0.2mg)を追加吸入できますが、1回2吸入(主成分として0.2mg)が限度です。
指示された噴霧回数以上の連続した吸入は危険ですので、絶対に行わないでください。次の発作に使用する場合は、少なくとも6時間はあけ、1日の吸入回数は4回(16吸入)までにしてください。必ず指示された吸入方法に従ってください。

吸入終了後はうがいをしてください。

この薬は発作時に吸入する薬です。1回吸入しても6時間以内に息が苦しくなるようなら、喘息がひどくなっているサインですので、すぐに医師に相談してください。

誤って多く吸入した場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で吸入を止めないでください。

副作用

主な副作用として、動悸、振戦(手足の震え)、頭痛、吐き気、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・力が抜ける、手足の麻痺、呼吸をしにくい [血清カリウム値の低下]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社

薬価

1瓶あたり461.1円 ジェネリックを探す

剤形

定量噴霧式エアゾール剤

シート記載

ベロテックエロゾル100、non CFC、社マーク、Boehringer Ingelheim

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > 呼吸器官用薬 > 気管支拡張剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

フェノテロール臭化水素酸塩

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YJコード

2252704G2020

レセプト電算コード

660433071

更新日付:2008年03月27日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ベロテックエロゾル100を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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