プレドニゾロン散「タケダ」1%

処方薬

プレドニゾロン散「タケダ」1%の基本情報

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作用と効果

合成された副腎皮質ホルモンの製剤です。
副腎皮質ホルモンはもともと体内にあるホルモンの一種であり、炎症をおさえる作用や免疫反応をおさえる作用など様々な作用を持ちます。
通常、内科・小児科、外科ほか各科のさまざまな疾患の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある、感染症である、消化性潰瘍である、精神病である、結核である、角膜炎である、白内障である、緑内障である、高血圧症である、電解質異常である、血栓症である、最近内臓の手術をした、心筋梗塞を起こしたことがある、糖尿病である、骨粗鬆症である、脂肪塞栓症である、重症筋無力症である、腎臓疾患、甲状腺疾患、肝臓疾患がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1日0.5~6g(主成分として5~60mg)を1~4回に分割して服用します。治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減します。悪性リンパ腫に使用する場合は、他の抗悪性腫瘍剤と併用し、体表面積1m2あたり1日10g(主成分として100mg)まで服用します。川崎病の急性期に使用する場合は、通常、体重1kgあたり1日0.2g(主成分として2mg)を3回に分割して服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気が付いたときに1回分を飲んでください。ただし、次の服用時間が近い場合は飲まないでおき、次に飲む時間から飲んでください。2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用

副作用として、月経異常、下痢、吐き気、嘔吐、胃痛、胸やけ、腹部膨満感、口渇、食欲不振、食欲亢進、現実離れした幸福感、不眠、頭痛、めまい、筋肉痛、関節痛、顔が丸くなる、いかり肩、むくみ、血圧上昇、視力低下、眼球突出、にきび、多毛、脱毛、色素沈着、皮下出血、あざ、皮膚のすじ状の変化、かゆみ、発汗異常、顔面紅斑、皮下脂肪の炎症、発疹、疲労感、体重増加、尿路結石、傷が治りにくい、皮膚が薄く弱くなるなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、すぐに医師の診療を受けてください。

・発熱 [誘発感染症、感染症の増悪]

・体がだるい、吐き気・吐く、低血圧 [続発性副腎皮質機能不全]

・体がだるい、のどが渇く、尿の量が増える [糖尿病]

・腹痛、吐き気・吐く、黒色の便 [消化管潰瘍、消化管穿孔、消化管出血]

・激しい上腹部の痛み、発熱、吐き気・吐く [膵炎]

・精神状態が不安定になる、不眠、けいれん [精神変調、うつ状態、痙攣]

・背中や腰が痛い・曲がる、足や腕のつけ根が痛い [骨粗鬆症、骨頭無菌性壊死]

・筋肉のこわばり、痛み、筋力の低下 [ミオパチー]

・視力の低下、眼がかすむ、ゆがんで見える [緑内障、後嚢白内障、中心性漿液性網脈絡膜症、多発性後極部網膜色素上皮症]

・手足がしびれる、足がむくむ・痛い、胸が痛い [血栓症]

・胸が痛い、胸がしめつけられる [心筋梗塞]

・片側の手足・顔のまひ、言語・視力障害、頭痛、意識障害 [脳梗塞]

・背中などが痛い [動脈瘤]

・足のしびれ、腰痛、歩行時に足腰が痛い [硬膜外脂肪腫]

・ふくらはぎなどが痛い [腱断裂]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

服用期間が過ぎても薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

ワクチンを接種する場合は、この薬を飲んでいることを医師に必ず伝えてください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

武田テバ薬品株式会社

薬価

1gあたり6.5円 ジェネリックを探す

剤形

白色の散剤

シート記載

-

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > ホルモン剤(抗ホルモン剤を含む。) > 副腎ホルモン剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

プレドニゾロン

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YJコード

2456002B1062

レセプト電算コード

610454071

更新日付:2017年01月27日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

プレドニゾロンに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・プレドニゾロン散「タケダ」1%を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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