フィブラストスプレー250

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フィブラストスプレー250の基本情報

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作用と効果

傷が治る過程で重要な働きをしている血管内皮細胞、線維芽細胞等に存在するFGF(線維芽細胞増殖因子)受容体に特異的に結合し、血管新生作用や肉芽形成促進作用等を示すことにより、褥瘡、皮膚潰瘍に対して治療効果を示します。
通常、褥瘡(床ずれ)や皮膚潰瘍の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。使用部位に悪性腫瘍がある。

妊娠または授乳中

他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量

通常、次の1回量を潰瘍面から約5cm離して1日1回専用の噴霧器で噴霧します。潰瘍(傷)の最大径が6cm以内の場合は5噴霧(主成分として30μg)、潰瘍の最大径が6cm以上の場合は薬剤が同一潰瘍面に5噴霧されるように繰り返します。必ず指示された使用方法に従ってください。

潰瘍面を消毒または洗浄した後、噴霧してください。

噴霧を忘れた場合は、気がついた時点で噴霧してください。2回分を一度に使ってはいけません。

誤って多く噴霧した場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で噴霧を止めないでください。

副作用

主な副作用として、噴霧部位の刺激感・痛み、発赤、かゆみ、浸出液の増加などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

該当する記載事項はありません。

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

噴霧した後は、透明キャップをし、保存袋に入れて、凍結を避けて10℃以下の冷暗所(冷蔵庫など)に入れて保管してください。なお、薬剤の安定性の面から2週間以内にご使用ください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医薬品情報

製薬会社

科研製薬株式会社

薬価

1瓶あたり6738.5円

剤形

液剤

シート記載

フィブラストスプレー250μg

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > 外皮用薬 > その他の外皮用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

トラフェルミン(遺伝子組換え)

この成分で処方薬を探す

YJコード

2699710R1028

レセプト電算コード

660451000

更新日付:2007年08月16日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

フィブラストに関する医師Q&A

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  • ・掲載している情報は、科研製薬株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・フィブラストスプレー250を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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