タルセバ錠150mg
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
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- エルロチニブ塩酸塩(Erlotinib hydrochloride)
基本情報
この薬の作用と効果について
がん細胞の増殖に必要なEGFRというたんぱく質の働きを選択的に抑えることにより、非小細胞肺がんの増殖を抑えます。
通常、切除不能な再発・進行性で、がん化学療法施行後に増悪した非小細胞肺癌の治療に用いられます。
次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。
以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。間質性肺疾患(間質性肺炎、肺臓炎、放射線性肺臓炎、器質化肺炎、肺線維症、急性呼吸窮迫症候群、肺浸潤、胞隔炎など)、肺感染症、消化管潰瘍、腸管憩室、または以前にそれらになったことがある。肝臓に障害がある。妊娠または授乳中他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。
用法・用量(この薬の使い方)
通常、成人は1日1回1錠(エルロチニブとして150mg)を食事の1時間以上前または食後2時間以降に服用しますが、症状により適宜減量されます。必ず指示された服用方法に従ってください。副作用が強くでる可能性があるため、食事の1時間前から食後2時間までの間の服用は避けてください。飲み忘れた場合は、空腹時に1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は1回とばして、次の時間に1回分飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。重度の下痢、発疹、ALT(GPT)、AST(GOT)の上昇などがあらわれることがあります。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
生活上の注意
この薬により重篤な副作用があらわれることがあるので、注意すべき点などについて十分理解できるまで説明を受けてください。この薬により、間質性肺疾患、発疹、下痢、角膜穿孔、角膜潰瘍などの副作用があらわれることがあります。この薬の使用中に、息切れ、呼吸困難、咳、発熱、発疹、下痢、眼の痛みなどの症状があらわれたり、それらの症状が重くなったように感じた場合は、ただちに受診してください。妊娠する可能性のある人は避妊してください。授乳を避けてください。グレープフルーツジュース、セイヨウオトギリソウを含有する食品、タバコ(喫煙)はこの薬に影響しますので、控えてください。
副作用
主な副作用として、発疹、下痢、皮膚乾燥、そう痒症などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
・息切れ、息苦しい、苦しくて速い呼吸、咳、から咳、発熱、体重が減る、痰がでる、食欲不振、唇・手足のつめが青くなる [間質性肺疾患(間質性肺炎、肺臓炎、放射線性肺臓炎、器質化性肺炎を伴う閉塞性細気管支炎、肺線維症、急性呼吸窮迫症候群、肺浸潤、胞隔炎等)]
・からだがだるい、食欲不振、吐き気、嘔吐、かゆみ、皮膚・白目が黄色くなる、尿が黄色い、羽ばたくような手の振るえ [肝炎、肝不全、肝機能障害]
・泥状の便、水のような便、激しい腹痛、吐き気、汗をかく [重度の下痢]
・からだがだるい、食欲不振、発熱、高熱、関節の痛み、中央にむくみを伴った赤い斑点、全身の赤い斑点と破れやすい水ぶくれ(水疱)、発疹や水ぶくれができる、まぶたや眼の充血、結膜のただれ、ひどい口内炎、唇や口内のただれ、陰部の痛み [皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)、多形紅斑]
・吐き気、嘔吐、激しい腹痛 [消化管穿孔]
・まぶしい、眼のかすみ、眼の異物感、眼の痛み、涙がでる [角膜穿孔、角膜潰瘍]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
保管方法その他
直射日光と湿気を避けて、子どもの手の届かないところに室温(1~30℃)で保管してください。薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については薬を受け取った薬局に相談してください。
薬剤師口コミ
福岡県 20代 男性 他さんの投稿[投稿日:2010年07月01日]
薬のベネフィット(効果)に関する情報
薬のリスク(副作用など)とその対処法
原因となる場所に選択的に作用するので、骨髄抑制などの副作用は少ないといわれます。ただし、新しい分野の薬なので想定外の副作用が出る可能性がありますから、少しでも普段と異なる症状があれば、医師・薬剤師にご相談ください。
その他、薬の実用的な特徴
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はジェネリック医薬品です
は2009年4月~9月期と2009年10月~2010年3月期のレセプトデータを比較した際の処方変動を表します。
は、それぞれ処方量1位、2位、3位を表します。
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