ミケランLA点眼液2%

処方薬

ミケランLA点眼液2%の基本情報

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作用と効果

β受容体遮断作用により房水産生を抑制し、眼圧を下げます。
通常、緑内障や高眼圧症の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。気管支喘息または以前に気管支喘息と診断されたことがある。気管支痙攣または以前に気管支痙攣と診断されたことがある。慢性閉塞性肺疾患がある。コントロール不十分な心不全、徐脈、房室ブロック、心原性ショックがある。コントロール不十分な糖尿病、糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシスがある。コンタクトレンズを使用している。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、1%製剤を1回1滴、1日1回点眼します。なお、十分な効果が得られない場合は、2%製剤を用いて1回1滴、1日1回点眼します。本剤は2%製剤です。必ず指示された点眼方法に従ってください。

点眼するときは容器の先端が目にふれないように注意してください。

点眼後は目を静かに閉じ、目がしらを1~5分軽く押さえてから目を開けてください。

ほかの目薬も使う場合は、この目薬を最後に点眼してください。その場合、前の目薬を点眼してから10分以上間隔をあけてください。やむを得ずこの目薬を点眼後に他の目薬を使う場合には、点眼後に十分な間隔をあけて他の目薬を点眼してください。

点眼し忘れた場合は、気付いた時点で1回分を点眼してください。ただし、次の点眼の時間が近い場合は、忘れた分を点眼しないで、次の点眼の時間に1回分を点眼してください。絶対に2回分を一度に点眼してはいけません。

誤って多く点眼した場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、眼の症状では眼刺激症状(しみる感じ、疼痛、灼熱感、かゆみ、乾燥感など)、霧視(目がかすむ)、異物感、眼脂(目やに)、結膜炎、眼瞼炎、眼瞼腫脹、羞明感(まぶしく感じる)、角膜障害(角膜炎、角膜びまん性混濁、角膜びらんなど)、視力異常、眼瞼発赤、全身の症状では徐脈、呼吸困難、頭痛、不快感、倦怠感、めまい、吐き気、味覚異常(苦味など)、皮膚炎、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・息をするときヒューヒュー音がする、息苦しい [喘息発作]

・脈が遅くなったり、めまい感から気を失う [失神]

・脈が遅くなる、息切れ、めまい [徐脈性不整脈]

・体がだるい、呼吸困難、全身のむくみ [うっ血性心不全]

・胸の痛み、圧迫感、冷汗 [冠攣縮性狭心症]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

使用の都度キャップをしっかり締め、乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温を避けて保管してください。

この目薬は、添付の遮光袋に入れて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

この目薬は5mL中の容器に、はじめから2.5mLしか入っていません。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

大塚製薬株式会社

薬価

1mLあたり352.3円 ジェネリックを探す

剤形

無色澄明の点眼剤(5mLプラスチック容器)、(本体)無色、(キャップ)黄色

シート記載

-

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 感覚器官用薬 > 眼科用剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

カルテオロール塩酸塩

この成分で処方薬を探す

YJコード

1319701Q4020

レセプト電算コード

620004892

更新日付:2022年03月30日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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