アピドラ注ソロスター

処方薬注射剤

アピドラ注ソロスターの基本情報

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作用と効果

ヒトインスリンのアナログ(アミノ酸配列が異なるインスリン)で、肝におけるグルコース産生を阻害したり、筋肉や脂肪組織へのグルコースの取り込みを促進して血糖値を下げます。
通常、インスリン療法が適応となる糖尿病の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。低血糖症状、下痢や嘔吐などの胃腸障害、食事を十分摂取していない。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1回2~20単位を毎食直前に皮下注射しますが、中間型または持効型溶解インスリン製剤と併用されることがあります。注射量は患者の症状や検査所見に応じて適宜増減されますが、中間型または持効型溶解インスリン製剤の注射量を含めた維持量は通常4~100単位です。この薬は1キット(3mL)中に主成分300単位を含みます。必ず指示された注射方法に従ってください。

専用の使い捨て注射針(JIS T3226-2に準拠したA型専用注射針)を使用してください。

本剤にA型専用注射針を装着した時に、液漏れなどの不具合が認められた場合には、新しい注射針に取り替えてください。

上腕部、大腿部、腹部、腰部などに皮下注射しますが、同一部位内では前回より2~3cm離し、静脈を避けて注射してください。

1本の製剤を他の人とは共用しないでください。

注射を忘れた場合は、医師に相談してください。絶対に2回分を一度に注射してはいけません。

誤って多く注射した場合は、すぐに医師または薬剤師に相談してください。量によっては低血糖症が起きるかもしれませんので十分注意し、症状がみられたら直ちに砂糖、ジュースなどを補給できるように用意しておいてください。

医師の指示なしに、自分の判断で注射を止めないでください。

副作用

主な副作用として、糖尿病性網膜症の顕在化または増悪、低血糖、注射部位の発赤・腫脹・かゆみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・脱力感、強い空腹感、冷汗 [低血糖]

・全身皮膚反応(発疹)、血管神経性浮腫(まぶた・口唇の腫れ)、気管支痙攣 [ショック、アナフィラキシー様症状]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、光、凍結を避け、2~8℃で保管してください。使用開始後は光を避けて室温保存してください。

使用開始後4週間を超えたものは廃棄してください。廃棄については受け取った薬局に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

併用禁忌(禁止)・注意の処方薬をもっと見る(2309件)

医薬品情報

製薬会社

サノフィ株式会社

薬価

1キットあたり1648円

剤形

無色澄明の注射剤、(容器)ブルー

シート記載

「超速効」アピドラ注ソロスター(劇)

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > ホルモン剤(抗ホルモン剤を含む。) > その他のホルモン剤(抗ホルモン剤を含む。) 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

インスリン グルリジン(遺伝子組換え)

この成分で処方薬を探す

YJコード

2492418G1027

レセプト電算コード

621911201

更新日付:2012年12月07日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

アピドラに関する医師Q&A

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ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、サノフィ株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・アピドラ注ソロスターを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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