トリプタノール錠10

処方薬

トリプタノール錠10の基本情報

印刷する

アクセスランキング(04月16日更新)

  • 先々週:--位
  • 先週:--位
  • 今週:--位
つぶやく いいね! はてなブックマーク
  • トリプタノール錠10の画像
    トリプタノール錠10の画像
  • トリプタノール錠10の画像
    トリプタノール錠10の画像

作用と効果

脳内のノルアドレナリン、セロトニンの再取り込みを阻害することにより、憂うつな気持ちや落ち込んでいる気分を和らげます。また、夜間の尿の回数を減らす作用や痛みを和らげる効果もあります。
通常、うつ病・うつ状態、夜尿症、末梢性神経障害性疼痛の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。閉塞隅角緑内障、心筋梗塞、尿閉(前立腺疾患など)がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

うつ病・うつ状態:通常、成人は1日主成分として30~75mgを初期量とし、1日150mgまで漸増し、分割して服用します。まれに300mgまで増量されることもあります。なお、年齢・症状により適宜減量されます。
夜尿症:通常、1回1~3錠(主成分として10~30mg)を1日1回就寝前に服用します。なお、年齢・症状により適宜減量されます。
末梢性神経障害性疼痛:通常、成人は1日1錠(主成分として10mg)を初期用量とし、その後、年齢・症状により適宜増減されます。ただし、最大量は1日15錠(150mg)までとなっています。
本剤は1錠中に主成分10mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。

うつ病・うつ状態、末梢性神経障害性疼痛の場合:飲み忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、飲み忘れた分は飲まないで1回分を飛ばし、次に飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
夜尿症の場合:飲み忘れた場合は翌日から夜寝る前に飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、口渇、眠気、振戦などのパーキンソン症状、めまいなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・筋肉のこわばり、嚥下困難、頻脈 [悪性症候群]

・不安、興奮、発熱 [セロトニン症候群]

・急激な前胸部の圧迫感、狭心痛、発汗 [心筋梗塞]

・現実には存在しないものが見えたり、聞こえたりする、錯覚や幻覚を伴う軽い意識障害、考えがまとまらない [幻覚、せん妄、精神錯乱、けいれん]

・顔・舌のむくみ [顔・舌部の浮腫]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

併用禁忌(禁止)・注意の処方薬をもっと見る(3303件)

医薬品情報

製薬会社

日医工株式会社

薬価

1錠あたり9.8円

剤形

青色の錠剤、直径6.4mm、厚さ3.3mm

シート記載

トリプタノール錠10、10mg、n542、TRYPTANOL 10、トリプタノール

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > 精神神経用剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

アミトリプチリン塩酸塩

この成分で処方薬を探す

YJコード

1179002F1068

レセプト電算コード

611170801

更新日付:2019年07月09日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

トリプタノールに関する医師Q&A

現在募集中の治験

QLifeでは、次の治験にご協力いただける方を募集しています。

トリプタノール錠10の他の剤形

この薬を調べた人は、他にこんな薬を調べています

おすすめの記事

ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、日医工株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・トリプタノール錠10を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
  • ・当サービスによって生じた損害について、株式会社QLife及び、くすりの適正使用協議会、株式会社ネグジット総研ではその賠償の責任を一切負わないものとします。