アンペック坐剤10mg

処方薬

アンペック坐剤10mgの基本情報

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作用と効果

中枢神経のオピオイド受容体に作用して、激しい痛みを抑えます。
通常、激しい痛みをともなう各種がんにおける鎮痛に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。呼吸抑制、気管支喘息発作、肝障害、慢性肺疾患に続発する心不全、けいれん状態、急性アルコール中毒がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1日2~12個(主成分として20~120mg)を1日2~4回に分けて直腸内(肛門)に挿入しますが、症状により適宜増減されます。本剤は1個中に主成分10mgを含有します。また、初めての場合は、1個(10mg)から使用することもあります。必ず指示された使用方法に従ってください。

使い忘れた場合は、気がついた時点で、すぐに使用してください。次回の使用は、できるだけ指示された間隔をあけて使用してください。絶対に2回分を一度に使用してはいけません。

誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、使用するのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、便秘、眠気、吐き気、嘔吐、かゆみ、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・使用を中止しようとしても止められずに使用を続ける [依存性]

・呼吸が浅く速くなり、呼吸をしにくい [呼吸抑制]

・考えがまとまらない、時間・場所などが判らない、幻覚があらわれる [錯乱、せん妄]

・胸の痛み、発作的な息切れ、のどの腫れ [無気肺、気管支けいれん、喉頭浮腫]

・食欲不振、吐き気・嘔吐、腹痛 [麻痺性イレウス、中毒性巨大結腸]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、冷凍、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。

この薬をほかの人にあげたりしないでください。

薬が残った場合や、いらなくなった場合には、受け取った薬局や医療機関に返却してください。

この薬を海外に持ち出す場合もしくは海外から持ち込む場合には事前に地方厚生(支)局への申請が必要です。詳細は医師または薬剤師にご相談ください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

住友ファーマ株式会社

薬価

1個あたり320.1円

剤形

白色~微黄色の坐剤

シート記載

アンペック坐剤10mg、ANP10、P187

薬効分類

麻薬 > アルカロイド系麻薬(天然麻薬) > あへんアルカロイド系麻薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

モルヒネ塩酸塩水和物

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YJコード

8114700J1023

レセプト電算コード

668110001

更新日付:2023年08月01日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・アンペック坐剤10mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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