プラミペキソール塩酸塩錠0.5mg「アメル」

処方薬ジェネリック

プラミペキソール塩酸塩錠0.5mg「アメル」の基本情報

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作用と効果

脳のドパミンD2受容体を刺激し、パーキンソン病の症状(手のふるえ、筋肉のこわばり、動作が遅い、姿勢を保持できない)、特発性レストレスレッグス症候群の症状(じっと座っているときや横になっているときなどの安静時に、脚やときには腕に異常感覚が起こり、脚を動かしたいという強い欲求が現れる)を改善します。
通常、パーキンソン病、特発性レストレスレッグス症候群(下肢静止不能症候群)の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心疾患またはこれらの既往歴、腎疾患、低血圧症がある。

妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

パーキンソン病:通常、成人は1日量1/2錠(主成分として0.25mg)から服用を始め、2週目は1日量1錠(0.5mg)を服用し、以後経過をみながら1週間ごとに1日量1錠(0.5mg)ずつ増量され、維持量〔標準1日量3~9錠(1.5~4.5mg)〕が決められます。1日量が3錠(1.5mg)未満の場合は2回に分け朝夕食後に、3錠(1.5mg)以上の場合は3回に分け毎食後に服用します。年齢や症状により適宜増減されますが、1日量9錠(4.5mg)を超えません。
レストレスレッグス症候群(下肢静止不能症候群):通常、成人は1回主成分として0.125mgを夜寝る2~3時間前に服用します。以後経過をみながら1週間ごとに0.125mgずつ増量され、症状により適宜増減されますが、1日量0.75mgを超えません。本剤は1錠中に主成分0.5mgを含有します。
いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は気がついた時点でできるだけ早く飲んでください。ただし、その日の残り分は等間隔で服用してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。特に、急激に飲む量を減らしたり飲むのを止めたりすると、副作用があらわれる恐れがあります。

副作用

主な副作用として、ジスキネジア(自分の意思に反して、口をもぐもぐしたり、舌を出したりひっこめたりする症状)、傾眠(意識がぼんやりして、ほとんど眠っている状態)、吐き気、消化不良などが報告されています。また、レストレスレッグス症候群の場合、夜間の症状が2時間以上早まって現れたり、症状がひどくなったり、他の手足にも症状が広がることもあります。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・前兆のない急な眠り込み [突発的睡眠]

・現実にはない物が見えたり聞こえたりする、根拠のない主観的な思い込み、考えがまとまらない [幻覚、妄想、せん妄、激越、錯乱]

・痙攣、意識障害 [抗利尿ホルモン不適合分泌症候群]

・発熱、強い筋肉のこわばり、意識がうすれる [悪性症候群]

・脱力感、筋肉痛、褐色の尿 [横紋筋融解症]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

共和薬品工業株式会社

薬価

1錠あたり38.6円 先発薬を探す

剤形

白色の錠剤、長径約10.5mm、短径約7.5mm、厚さ約3.0mm

シート記載

(表)プラミペキソール塩酸塩0.5mg「アメル」 0.5 KwP591、(裏)Pramipexole HCl 0.5mg《AMEL》 プラミペキソール塩酸塩「アメル」 0.5mg

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > 抗パーキンソン剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

プラミペキソール塩酸塩水和物

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YJコード

1169012F2134

レセプト電算コード

622238101

更新日付:2020年06月24日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

プラミペキソール塩酸塩に関する医師Q&A

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