ポマリストカプセル3mg

処方薬

ポマリストカプセル3mgの基本情報

印刷する

アクセスランキング(04月25日更新)

  • 先々週:--位
  • 先週:--位
  • 今週:--位
つぶやく いいね! はてなブックマーク
  • ポマリストカプセル3mgの画像
    ポマリストカプセル3mgの画像
  • ポマリストカプセル3mgの画像
    ポマリストカプセル3mgの画像

作用と効果

サイトカイン産生調節作用、造血器腫瘍細胞に対する増殖抑制作用、血管新生阻害作用などの様々な作用が総合的に働いて、骨髄腫細胞を減少させ、病気の進行を抑えます。
通常、再発または難治性の多発性骨髄腫の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。深部静脈血栓症のリスク、骨髄抑制、腎臓または肝臓に障害がある。

妊娠・妊娠の可能性がある、授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

デキサメタゾン併用の場合:通常、成人は、主成分として1日1回4mgを21日間服用した後、7日間休薬します。これを1サイクルとして服用を繰り返します。状態により適宜減量されます。
ボルテゾミブおよびデキサメタゾン併用の場合:通常、成人は、主成分として1日1回4mgを14日間服用した後、7日間休薬します。これを1サイクルとして服用を繰り返します。状態により適宜減量されます。
この薬は1カプセル中に主成分として3mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。

飛散事故を防ぐため、カプセルは噛み砕いたり、開けて服用しないでください。

飲み忘れに気づいたのが、いつも飲む時間から12時間以内の場合は、飲み忘れた分を飲んでください。12時間を越えている場合は、その分は飲まず、翌日からいつもの量をいつもの時間に飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、発疹、発熱、便秘、疲労、貧血、下痢、末梢性感覚ニューロパチー(感覚のまひ、手足のしびれ、手足の痛み)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・急激な手足の腫れ・痛み・しびれ・発赤、呼吸困難、胸痛 [深部静脈血栓症、肺塞栓症]

・突然認める片側の手足や顔の麻痺、しびれ、意識障害 [脳梗塞]

・全身倦怠感、発熱、歯ぐきの出血 [骨髄抑制]

・咳、痰、発熱 [感染症]

・意識障害、認知障害、麻痺症状(片側または両側の手足のまひ) [進行性多巣性白質脳症]

・発熱、から咳、呼吸困難 [間質性肺疾患]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

保管には十分に注意し、紛失しないようにしてください。紛失した場合は、直ちに処方・調剤を受けた病院に届け出てください。また、家族や他人(あなたと同じ症状の方でも)と共有したり譲り渡したりしないでください。

この薬は医療機関から配布される専用のレブメイトキットに保管することができます。

飲み忘れた薬がある場合、次回通院時に飲み忘れた薬の数をお知らせください。医師と薬剤師が残薬数を確認します。

薬が残った場合、保管しないで、必ず受け取った薬局または医療機関へ持参し、医師または薬剤師に返却してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

併用禁忌(禁止)・注意の処方薬をもっと見る(124件)

医薬品情報

製薬会社

ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社

薬価

1カプセルあたり48736.5円

剤形

暗青色不透明で「POML」表示/緑色不透明で「3mg」表示のカプセル剤、長径19.4mm、短径6.9mm

シート記載

(表)ポマリスト 3mg、妊婦・妊娠の可能性のある方は服薬禁止、この薬は特別な管理が必要です (裏)Pomalyst 3mg、ポマリスト 3mg、妊婦・妊娠の可能性のある方は服薬禁止

薬効分類

組織細胞機能用医薬品 > 腫瘍用薬 > その他の腫瘍用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ポマリドミド

この成分で処方薬を探す

YJコード

4291038M3029

レセプト電算コード

622415201

更新日付:2023年04月17日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

ポマリストに関する医師Q&A

現在募集中の治験

QLifeでは、次の治験にご協力いただける方を募集しています。

ポマリストカプセル3mgの他の剤形

この薬を調べた人は、他にこんな薬を調べています

おすすめの記事

ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ポマリストカプセル3mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
  • ・当サービスによって生じた損害について、株式会社QLife及び、くすりの適正使用協議会、株式会社ネグジット総研ではその賠償の責任を一切負わないものとします。