プロトピック軟膏0.1%

処方薬

プロトピック軟膏0.1%の基本情報

印刷する

アクセスランキング(04月24日更新)

  • 先々週:--位
  • 先週:--位
  • 今週:--位
つぶやく いいね! はてなブックマーク
  • プロトピック軟膏0.1%の画像
    プロトピック軟膏0.1%の画像

作用と効果

アトピー性皮膚炎の症状を改善します。体の過剰な免疫反応をおさえます。
通常、アトピー性皮膚炎の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。皮膚に次の症状がある〔ジュクジュクしている、ただれている、魚鱗癬様紅皮症(皮膚がうろこのようになり、はがれおちたり赤くなっている)、とびひ、ヘルペス、できもの、にきびなど〕。腎障害である。高カリウム血症である。16歳未満の子ども。紫外線療法を受けている。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1日1~2回、この薬を症状のある場所に適量塗ります。1回あたりの塗布量は5g(チューブ1本)までです。必ず指示された使用方法に従ってください。

塗る前と塗った後によく手を洗ってください。

皮膚以外の部分(口や鼻の中の粘膜など)や外陰部には塗らないでください。

眼に入らないように気をつけてください。もし眼に入ったら、すぐに水で洗い流してください。洗い流した後にも刺激感が続く場合は、眼科医の診察を受けてください。

この薬を塗った場所をラップなどで覆ったり、他の薬と重ね塗りをしたりしないでください。

塗り忘れた場合は、気がついた時に1回分を塗ってください。ただし、次の使用まで12時間以上の間隔をあけてください。絶対に医師に指定された量の2回分を一度に塗ってはいけません。

誤って多く塗った場合はすぐにふきとってください。医師に指定された量よりも多く塗ってしまった場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、塗るのをやめないでください。また、この薬を2週間塗り続けても症状がよくならない場合は医師または薬剤師に相談してください。

副作用

主な副作用として、熱感(灼熱感、ほてり感)、痛み(ヒリヒリ感、しみる)、かゆみ、皮膚感染症(毛穴の炎症、とびひ、単純ヘルペス、たむし、水虫など)、ニキビなどのできもの、皮膚乾燥、接触皮膚炎、頭痛、頭が重い感じ、のどの痛み、リンパ節炎などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

該当する記載事項はありません。

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

併用禁忌(禁止)・注意の処方薬をもっと見る(2件)

医薬品情報

製薬会社

マルホ株式会社

薬価

1gあたり74.7円 ジェネリックを探す

剤形

白色~微黄色の軟膏剤

シート記載

プロトピック軟膏0.1%、5g

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > 外皮用薬 > その他の外皮用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

タクロリムス水和物

この成分で処方薬を探す

YJコード

2699709M1028

レセプト電算コード

660432014

更新日付:2023年07月04日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

プロトピックに関する医師Q&A

現在募集中の治験

QLifeでは、次の治験にご協力いただける方を募集しています。

プロトピック軟膏0.1%の他の剤形

この薬を調べた人は、他にこんな薬を調べています

おすすめの記事

ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、マルホ株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・プロトピック軟膏0.1%を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
  • ・当サービスによって生じた損害について、株式会社QLife及び、くすりの適正使用協議会、株式会社ネグジット総研ではその賠償の責任を一切負わないものとします。