腰痛トークイベントに品川庄司さんが参加「『ガッ』って痛みが・・・」
[ニュース・トピックス] 2014年12月19日 [金]
2人ともヘルニア持ちの腰痛芸人
アッヴィ合同会社・エーザイ株式会社共催のトークセッションに、お笑いコンビ品川庄司の品川祐さんと庄司智春さんが参加。自身の腰痛体験を語りました。
庄司さんは「6、7年前にテレビの配線をつないでいたら、そのまま固まっちゃいました。そのあとも2、3回同じようなことがあったので病院で診てもらったら、ヘルニアと診断されました」と、突然の腰痛に見舞われた実体験を明かしてくれました。「なんとなく腰が重いなーとは思っていたんですけど、『ガッ』って痛みがでたのはそれがきっかけでした」(庄司さん)
一方、品川さんも「症状は出てませんけど、僕もヘルニアです。首もヘルニアでこっちは右肩がしびれたり親指がしびれたりすることがあります」と語り、2人そろって腰痛芸人であることを明かしました。
漫才のせいで体が歪んだ!?
一般の方でも患者さんが多いヘルニアですが、体を張った仕事の多い芸人さんならではの悩みも。「漫才で20年間同じ立ち位置で、同じ方向を向いてるから、そのせいで体が歪んでるっていわれたことがあります。漫才のたびに立ち位置を変えた方がいいといわれたんですけど、逆になるとどうも変な感じで・・・」(品川さん)
また、普段注意していることとして、「身体を張る仕事が終わった後は、冷やすようにしてます。逆に普段はカイロを張って温めるようにしてますね」と庄司さん。品川さんは「最近、足湯がいいって聞いたのと、冷たい水が悪いって聞いたので、常温のものを飲むようにしてます」と、それぞれの対策を紹介。
トークショーに参加した埼玉医科大学医学部 整形外科学教授の織田弘美先生は、「お二人の対策もばっちりです。普段は温めて、運動した後は冷やして、炎症が広がらないようにするのがよいです」と、2人の対策にお墨付きを与えていました。また、「お二人はヘルニアということが分かっていますが、腰痛を伴う病気には発見しにくいものもあります。原因が分からない場合は病院を受診して、自分の腰痛がなんなのかということを、きっちりと調べてもらうことが重要です」と語り、腰痛に思わぬ病が隠れている可能性を示唆。自己判断せず医師に相談することがポイントと語りました。(QLife痛み編集部)