その肩コリ、犯人はドロドロ血液?
[ニュース・トピックス] 2013年7月24日 [水]
血行が悪くなることが肩コリの原因に
(この画像はイメージです)
肩コリは、肩の周りの血行が悪くなって起こることは多くの人が知っています。このため、肩をもんだり温めたりして、血行をよくすると症状が軽くなることもありますね。血行が悪くなる原因の一つが、いわゆる“ドロドロ血液”です。ドロドロ血液は、健康に害を与えるので、メディアでも血液をサラサラにする方法が日々報道されています。脳梗塞や心臓病、糖尿病などの病気を抱えている人は、肩コリに悩む確率もアップしてしまうのです。ところが、肩コリに悩む人は、このようなドロドロ血液を伴う病気の有る無しにかかわらず多いので、病気との関係を見過ごしがちです。
糖尿病が原因で肩コリが悪化するケースも
糖尿病の人では、血糖値が上がり、血流が悪くなることで、血行が悪くなります。実際に、血糖値のコントロールが悪いほど、肩コリを訴える人が多いという報告結果もあります。糖尿病への治療を行って、血糖値が下がると、悩みの種だった肩コリも軽くなる人もいるのだそうです。
血液をサラサラに保つことは、様々な病気を予防する面でも大切だと言われています。頑固な肩コリ、もしかしたら糖尿病などが隠れているサインかもしれません。思い当たる人は、肩コリを原因から治すためにも、一度受診して、血液のドロドロ具合をチェックしてはいかがでしょうか。(唐土ミツル)