二日酔い対策としての「鎮痛剤服用」は効果あり?
[ニュース・トピックス] 2013年6月03日 [月]
割れるような頭痛に鎮痛剤は?
(Wikiメディアより引用)
二日酔いの対策としてはこれまで様々な方法があると言われているのですが、本当に効果がある方法というのはどういったものになるのでしょうか。
二日酔いの一番つらい症状としては頭痛があります。割れるような頭痛になってしまったということも少なくないのですが、その頭痛を和らげるためについ鎮痛剤を服用してしまう方もいるかと思います。
二日酔いにはビタミン摂取が効果あり
鎮痛剤の中に含まれるカフェインは、脳の血液量を減少させる効果があり、痛みに対しての鎮痛補助作用があります。またアスピリン系やイブプロフェン系の鎮痛剤であればプロスタグランディンという物質を作ることによってひどくなる頭痛を抑えることができます。またこのプロスタグランディンは寝る前に飲むことで、翌日の症状を軽くするという調査結果もあります。
ですが、気をつけておかないといけないのは、鎮痛剤の多くが胃に負担をかけるということ。アルコールを多量に摂取した場合、胃も疲れていることがほとんどです。そのような時に鎮痛剤を摂取してしまうと、頭痛は減少しても今度は胃痛に悩まされるということになってしまいます。
二日酔いの対策としては、ビタミンを摂取することで全身のだるさなどを改善させる方法が効果的です。また、食欲が無い状態であっても果物やカリウムが豊富なバナナを食べると体力が回復します。(福田絵美子)