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骨粗しょう症とは

　骨粗しょう症（こつそしょうしょう）は、骨量（骨の質量）が少なくなり、骨の中がスカスカの状態になって骨がもろくなる病気です。骨がスカスカになると、わずかな衝撃でも骨折しやすくなります。その原因は、加齢、女性の場合は更年期と閉経による女性ホルモンの低下、さらに過激なダイエットによる栄養不足、ほかの病気による合併症などがあげられます。
　診断には、骨密度の検査やレントゲン検査、血液検査、尿検査や身長測定を行います。近年、骨粗しょう症を原因とする大腿部の骨折が増えており、予防対策が必要とされています。骨粗しょう症の治療には、薬物療法、食事療法のほか、運動療法などが取り入れられます。