検診で夫婦円満?

[サプリメントコラム] 2007/10/26[金]
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病気でもないのに、自分から検診を受けたいと思う人はどのくらいいるだろうか?
病院にいくだけでもイヤなもの、ましてや病気でもないのに検査を受けにいくなんて、普通は気のりしない。
健康ブームとはいえ大半の人はきっとそう。
けれど検診で来院する夫婦には意外とにこやかな人が多いのだ。

センターでの検診部門勤務3ヶ月、今あらためて感じていることなのだけれど。
あるご夫婦との会話……

はじめて来たのよ、なんとか主人の仕事もおちついて。
最近、腰もいためて、年かしらね。
悪いところはないんだけど、こないだ検査の案内を目にして来てみたの。
病院だと病気をもらいにいくようで、
ここだと気持ちも前向きで来やすいわ。

多忙をきわめた仕事の合間に、こうして夫婦ふたりで来れた。
しかも自分から来たんだという気持ちが、晴ればれしいその表情にあらわれているようなおふたり。
次回はふたりで脳ドック、と前向きだ。胃がん検診などは、夫婦で来院する大半が、毎年検査に訪れるいわばリピーター。
1年に1回こうしてふたりで検査に来ているのだなと、見ていてなんだかいつも微笑ましく感じる。

ところで人は本来120年生きれるというが、還暦である60歳はその半分を意味するらしい。
遺伝子による寿命もあるかもしれないけれど、せっかく生きる力をもっているのに、60歳以降の後半を、追われる病気で元気なく過ごすとしたらとても悲しい。
だったら、本当にそんな生命力があるのなら、最初から120歳目指して、早くからその後半を元気で過ごすため、前へ向かって健康を手にいれたい。
検診は病気を黙ってみつけてくれるわけではなく、カラダのサインを見落とさない人、そしていつまでも健康であろうとする人を手助けしてくれるものだ。

病気になった時はなった時、こんな空気の悪いとこに住んでるんだ、
120歳まで生きられる力があるとはいえ、病気になる時はなる、
だけど長く生きてたら何がおこるかわからない、
冬眠してもっと先まで生きられるようになったりして、それも楽しみだね。

とご主人の言葉。
このご夫婦には、病気が不安で検診というよりは、カラダを大事に気がけながらも、そうなったらなった時という強さが感じられるのだ。
将来をいつまでも健康にと願う人の強い意思や願望があってこそ、検診はとても役にたつ、いい予防だと思う。
またこの1年を健康でありますようにと願い、お互いのカラダのサインに気づきチェックする、そんな互いをおもいながらの健康への前向きさは、それだけでもすがすがしくカラダによさそうだ。
考えてみれば、お互いの健康は夫婦の将来を明るくするし、お互いを気づかうことにもなる。
検診だって、時を確実に一緒に重ねるイベントだ。
カラダへの関心事でコミュニケーションだって増えるかもしれない。
ふたり健康でいようとするから円満なのか、今健康だから円満なのか。
どちらともいえないけれど、そろそろ将来の伴侶をえる時かなあ~などと思っている私は、10年そして20年後も二人そろって検診に足しげく訪れている姿をおもい浮かべ、そうだったらきっと夫婦円満にちがいないと微笑ましくおもうのです。

著者:隈部多美子
正看護師、ホスピタリティーある住空間を得意とするインテリアコーディネーターでもある。

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