病院の言葉を分かりやすく

[イベント調査隊が行く] 2009/03/13[金]
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tekaro03 医療における言葉遣いを分かりやすくする工夫を、国立国語研究所「病院の言葉」委員会が一年間かけて検討していました。その最終成果が、”「病院の言葉」を分かりやすくする提案”として発表されると聞いて、3月7日、行ってきました。

 以前QLifeでも、委員会の中心的メンバーである田中牧郎氏にインタビューをして、その中間発表の内容を教えていただいた経緯もあります。(参照:『「病院のコトバを分かりやすくしよう!」 国立国語研究所の“提言型”プロジェクト』)その後、どのような形で成果物がまとまったのか?どう利用されようとしているのか?興味津々でお邪魔しました。

tekaro01 会場に入ると、補助椅子が出されるほどの盛況(来場者200名だそうで、医療関係者も多かったとのお話でした)。マスコミ取材も来ていて、この提案に対する世の中の関心の高さが伺えました。

 まずは田中氏が、研究の経緯と最終提案について、説明をしました。提案の骨格は中間発表時と同じですが、より活用しやすくするためにイラストなどを追加したようです。その後、講演とパネルディスカッションが行われました。参加したのは、「病院の言葉」委員会の委員でもある、矢吹クリニック院長の矢吹清人氏、公立岩瀬病院医局長の三浦純一氏、いいなステーション代表の和田ちひろ氏。実際の診療現場で、患者と医師との間で、どんな言葉のやりとりや工夫がなされているか、という例が報告されました。


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icon 発表とあわせて書籍も発行されました。当日の会場でも本が山積みされ、次々と売れていました。(『病院の言葉を分かかりやすく―工夫の提案―icon』、定価2,100円)

 今回の「提案」は、非常に実用性が高い点が特徴です。医療関係者が「専門用語を知らない患者さんと話をする際に、どんな言い回しをしたら良いのだろう?」と思ったときに使えるのはもちろんですが、私達患者側にとっても便利です。インターネット上の医療情報を読む際に、この本が片手にあれば、落ち着いてしっかりと内容を解釈できそうです。

 さらに、インターネットが得意なQLifeユーザーには朗報です!今回の「提案」の内容は、なんと全文を、ネット上で見ることができます!データをダウンロードして使うことも可能です。(ただしイラストは掲載されていません)
URLは、http://www.kokken.go.jp/byoin/ です。ぜひ一度ご覧ください。

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