自分の目を知ろう!

[イベント調査隊が行く] 2008/08/04[月]
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QLifeのメンバーになって早1年の調査員(I)。
仕事柄どうしてもパソコンの前にいる時間が長くなったため、目の疲れがなかなか取れないのが悩みです。
おまけに視力は小さいときから悪く、乱視も入っているので厄介です。
現在、視力を補うのに使用しているのはコンタクトレンズですが、視界をさえぎる物がないので階段の上り下りやスポーツを楽しむ時などはとても便利です。
しかし最近、目の渇きがあまりにも気になり、体調によっては頭痛を伴うことも・・・長年愛用したものだと、手間も掛からないのでそのまま使い続けたいという気持ちもありましたが、日常生活にも影響がでてきたので、検討することにしました。

ところが、コンタクト歴15年以上であるにもかかわらず、よく考えてみたら検査以外で目を気にしていないような気が・・・
QLifeの一員として、幸運にも日本コンタクトレンズ学会に参加することができたので今回は目についてしっかり勉強したいと思い立って調べてみると、有難いことに乱視とドライアイの両方について教えてもらえそうなセミナーを発見しました!

そして専門家の話をしっかり聞いて学んでから、コンタクトレンズを見直してもいいかなと思い、早速行ってみる事にしました。

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【左:今回の講演会場、きれいで快適空間でした。右:会場のすぐ近くに海が!天気が良くて気持ちよかったです】

そもそも乱視って何でしょう?

まずは乱視の矯正について梶田先生(梶田眼科 院長)と小玉先生(小玉眼科医院 院長)のお話がありました。

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【梶田先生】

乱視は矯正した方がいいものと、しなくてもいいものがあり、それは乱視の度合いによって判断するそうです。
その乱視の種類や度数により通常のソフトレンズやハードレンズ、または乱視用のレンズなど、どれを使用すべきかはきちんと検査すればわかるそうです。

では乱視とは何でしょう?
近視や遠視は、見るものまでの距離によって見え方が違う目のことをいいますが、乱視は、見るものまでの距離にかかわらず、ボケて見えるらしく、どこにもピントが合わない目のことを言うそうです。

では乱視の特徴は?以下のような症状があるそうです。

・特に暗いときにボケて見える傾向がある
・ボケたときに近視を強める

また視覚のメカニズムとして
軽度の乱視であれば、脳がボケを修正することも出来るが、ボケが大きくなると脳(大脳)で処理しきれなくなり(=ピントが合わない)、個人差はあるものの、これは調節疲労を伴うそうです。

個人差の大きい乱視。コンタクトレンズで矯正できるの?

コンタクトレンズではメガネと違い目の中で回転したりズレたり安定しないことがあり、見え方が変化します。人によって安定の仕方が違うので、一口に乱視といっても実に様々なようです。
当然その人に合った対処法が求められるし、検査も大変そうですが、今は比較的簡単に検査できる施設があり専門の医師による検査も一般化されつつあるとの話もありました。

ではコンタクトでどのような調整が出来るのでしょうか?
聞いてみると、メガネよりコンタクトレンズの方が、より調整が難しいとのこと。

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【小玉先生】

しかし、現在は技術力の進歩により、軽度、中度、重度の乱視にも対応できるものが開発されているそうです。
ただ、乱視に対応していても種類は選べないのでは?と個人的に心配しましたが、ソフト、ハード、トーリック(乱視用)、使い捨てと選択肢も豊富であることがわかりました。

乱視は程度と性質を良く知るためにきちんとした検査が必要だとわかりました。

目の「乾燥感」について

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【稲葉先生】

そして今度はドライアイについての講演があることを知り、会場に足を運んでみました。お話してくれるのは稲葉先生(稲葉眼科 院長)と岩崎先生(イワサキ眼科医院 院長)。始まると同時に先生の口からはいきなり驚きの発言が!

目の「乾燥感」は本当に乾いているわけでない

なぜならば、「乾燥感」の原因は「乾燥」だけではない。        
それすなわち、人体の感覚は、五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)で成り立っており、乾燥覚というのはなく、「乾燥感」は他の感覚(視覚 と 触覚)に由来しているからである、との事。

なるほど・・・しかし先生方のところには「このコンタクトレンズ乾くんです。どのレンズがおススメですか?」と、唐突に質問される方が結構いるそうですが、先生曰く、「どのように乾く」かが重要だそうです。


で、患者さんに聞いてみるといろんな回答がありました。

  • 「白っぽくかすむんです」
  • 「目が赤くなるんです」
  • 「ごろごろするんです」
  • 「レンズが貼り付くんです」
  • 「レンズが浮くんです」
  • 「レンズがずれるんです」

いくつか経験があるので、原因が気になりました。

「乾燥感」の原因とは

乾きに関する原因を紐解いてみると以下のように分けられるそうです。

視覚に由来するものとして、

  • 自覚:かすむ(レンズの乾燥による形状変化や透明性低下、コンタクトレンズ表面の汚れ)
  • 他覚:充血(レンズの乾燥による眼表面の上皮障害、乾燥して硬化したレンズによる物理的刺激、コンタクトレンズの汚れや眼脂による刺激)

また、触覚に由来するものとして・・・一言で言えば異物感ですが、

  • 角結膜上皮障害(種々の要因により角膜や結膜が損傷を受けた状態にあるもの)
  • コンタクトレンズの感触(素材の乾きやすさ、硬さ)
  • コンタクトレンズの動き(フィッティング不良によるもの、タイトさ)

いずれも、レンズの乾燥や汚れ、素材の性質が原因と言えるようです。
しかし、ここで疑問なのは「乾燥感」は素材の性質だけで決まるのか?ということになりますが、コンタクトレンズは

  • 原則として含水率が高いほど乾きやすい
  • 低含水が望ましいが酸素透過性も必要

というのが一般的な考えらしいのですが、これには個人差があり、かつ試用(テスト)してみないとわからない部分があるそうです。

自分に合ったコンタクトレンズ選び

先生方のもとに訪れる方たちが、よく「どのコンタクトレンズがいいですか?」と聞くそうですが、簡単に答えられるのもではないそうです。
なぜなら、乾燥感が生ずるのは午後や夕方になってからです。その時に目にフィットしているかどうかを検査してみないとわかりません。そのため数日から1週間かけないとわからないこともあります。

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【岩崎先生】

合う、合わないは大きさ、硬さや厚さ、含水率のほかに、生活環境、コスト面や使い捨てか否かなど、その人に適したものであるかをよく検証することが大切だそうです。また、少し時間を掛けてでも本当に合うかを見極めるために検査に時間をかける価値はあると最後に仰っていました。


講演から数日後、お医者さんに見てもらうことにしました。
幸い乱視は軽度との事でしたが、一日の装着時間が長いため今回は含水率の低いものを選ぶなど、いろいろ相談してみることにしました。
現在使用しているものは、装着後若干の違和感を覚えましたが、数日後かなりいい感じでフィットしてきました。
結果、めんどくさがらずに相談して検査してもらうことが功を奏し、長年使用していたものよりいいものを手に入れることができ、衛生面でも改善され満足しています。

コンタクトレンズを使用している方には、ぜひ一度考えてもらいたいお話でした。

dsc01040.jpg【講演会場では、コンタクトレンズの最新製品を見ることも出来ました。盛り上がっていました。】

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【製品の展示だけだと思ったら、こんな遊べるものも。歩くと水の波紋が広がって・・・気のせいか目にも潤いが出てきたような感じが! 結構面白くて何度も遊んでいたら、後ろに順番待ちの列が・・・スミマセンっ】

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