[暮らしと健康] 2015/01/21[水]

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 お風呂に入ろうと服を脱いだ瞬間、あまりの寒さに「ブルッと!」・・・そんな経験ありませんか?この「ブルッと!」の陰には、生死にかかわる大きなリスク「ヒートショック」が潜んでいます。

 暖かい部屋から寒い部屋へ移動すると、寒暖差で血圧が急激に上昇、逆に寒い部屋から暖かい部屋へ移動すると、今度は血圧の急激な低下が起こる可能性があります。このような血圧の急激な変動をヒートショックと呼びます。

 ヒートショックが起こりやすいのが脱衣所や浴室。東京都健康長寿医療センター研究所の調査によると、入浴中に心肺停止状態になった方は年間で推計1万7000人にのぼり、寒暖差が大きい冬場にもっとも多くなります。

東京都健康長寿医療センター研究所「わが国における入浴中心肺停止状態(CPA)の実態-図3」を基にQLifeが作図

 血圧の変動それ自体は、体温を正常に保つために必要な生理現象です。しかし、過度な変動が起こると血管に通常以上の負荷がかかり、脳卒中や心筋梗塞など重篤な疾患を発症する可能性があります。

 特に高血圧症や糖尿病などの生活習慣病によって血管が弱くなっている方や高齢の方では、そのリスクはさらに高くなります。また入浴時の急激な血圧低下は、失神・立ちくらみによる溺死や転倒事故を発生させる恐れがあります。

脱衣所・浴室でのヒートショック対策は?

 では、命に係わるヒートショックを防ぐには、どのような対策があるのでしょうか。

 まず、取り組みたいのが脱衣所や浴室を暖かくすることです。暖房器具を使うのはもちろん、併せて窓や床、壁などに断熱改修を施せば、人が立ち入ることの少ない脱衣所でも効率的に室温を保つことができます。

 入浴のタイミングも重要です。食後・飲酒後の1時間は、血圧が下がりやすいため、意識を失って転んだり溺れたりするリスクが高くなります。また、湯加減にも注意が必要。熱いお風呂は気持ちのいいものですが、温度が高すぎるとヒートショックのリスクが高くなってしまいます。ヒートショックを防ぐ目安は41℃です。加えて、万が一ヒートショックが起きても早期発見につながるよう、お風呂に入る際には家族にひと言伝えるなど、声掛けを頼むようにしましょう。

脱衣所・浴室だけじゃない!寒さが気になる「あの場所」も

 これでヒートショック対策は万全!と言いたいところですが、寒さが気になるスペースは脱衣所や浴室だけではありません。例えば、早朝誰もいないリビングがびっくりするほど寒かったり、キッチンでの水仕事中に足元が冷えたり……家の中には他にも「ブルッと!」スペースが存在します。

 こうした「ブルッと!」スペースには、床や壁に断熱材を入れたり、窓を二重にして断熱したり、気になるポイントに合った断熱改修を施すことで、この時期とくに気になる寒さを和らげることができます。

LIXIL(リクシル)の「ほっとリフォーム」でどこでも気軽にお得な断熱を実現

 LIXIL(リクシル)の「ほっとリフォーム」<ココエコ>なら今ある壁や床の上から断熱材を張るだけ。朝の冷え込みが気になるリビングや服を脱ぐのが辛い脱衣所、寒さが気になる部屋など、ひと部屋単位で手軽にリフォームが可能で、しかも、壁、床、窓の工事が最短1日で完了。断熱内窓<インプラス>の設置なら1枚あたり1時間ほどで完了します。

 ヒートショックのリスクが高い脱衣所・浴室には、システムバスルーム<SPAGE>がおすすめ。浴室の床には冷たさを感じにくいキレイサーモフロア、壁には暖かさを維持する2重構造のパネルを採用、換気乾燥暖房機や洗面室暖房機を併せて取り付ければ、脱衣所と浴室の寒暖差を少なくすることができます。
 もちろん脱衣所の床や壁は<ココエコ><インプラス>で断熱対策を施すことも可能です。

※戸建2階、7畳<壁2面ウォールインプラス(ジャストカットパネル)、天井ブローイング、窓2面インプラス>の施工例の場合。部屋の大きさなどにより施工期間は異なります。
※<ココエコ>で断熱リフォームをした部屋を対象とし、熱負荷計算プログラム「SMASH」<(財)建築環境・省エネルギー機構>を用いて、リビングにおける年間冷暖房削除効果を算出

 LIXILの「ほっとリフォーム」がもたらしてくれるメリットは、健康面だけではありません。断熱すると、冬の暖房費はもちろん、夏場の冷房費も抑えられ、家計面でのオトクさも実感できるはず。さらに今なら<インプラス>と<SPAGE※>が、省エネ住宅ポイント制度の対象商品となっています。省エネ住宅ポイント制度とは、エコ住宅の新築またはエコリフォームをした場合に、ポイントが発行され、そのポイントをエコ商品や商品券等と交換できる制度のことです。
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(提供:株式会社 LIXIL)

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