お酒好きの健康学

[ヘルスケア] 2008/04/11[金]
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sake.gifお酒はほどほどにとは言うけれどついつい飲みすぎてしまうもの。この、ほどほどに飲んで気持ちいいと感じる“ほろ酔い”にも個人の基準があります。体にやさしいアルコールとのお付き合い『お酒好きの健康学』について触れてみましょう。

お酒は、ほどほどに、とはいうけれど、ほどほどの量って?

皆さんは「ほどほど」と感じる“ほろ酔い”の適量をどのくらいと感じていますか?実は「ほろ酔いの適量」に関して一つの目安があります。厚生省の実施する健康づくり運動「健康日本21」では、適度な飲酒量を純アルコール換算で20g/日としています。これはビール中瓶で1本、日本酒で1合、ワイングラスで2杯、ウイスキーではダブルで1杯に相当します。

これを適量とする基準は、医学調査を基本とし「お酒を飲む人の死亡率が、飲まない人に比べ下がっている酒量」とのこと。(*実際飲酒量と死亡率とを比較すると、少量飲酒でよい効果があることがわかっています)なるほど、あくまで毎日飲む場合の平均ですがこの程度の量であれば、体に害を及ぼすことなく健康的に飲めるといえるわけですね。

「毎日は飲まず時々飲む」、あるいは「その程度の量だとなんともない」という人は次の数値を参考にしてみてはどうでしょう。健康日本21では、「多量飲酒」を純アルコール換算で60g/日以上(ビール中瓶で3本以上に相当)としています。また血中濃度と飲酒量を示す資料では “ほろ酔い”となるレベルを40g/日以上(同2本)とし、これを体温、脈拍・呼吸数が上がる、身振りが早くなるといった体に変化の生じる時期としています。さて皆さんの気持ちのよいと感じる“ほろ酔い”レベルと比べていかがでしょうか?

もちろんアルコールの分解能力には個人差があります。アルコールに関して肝臓が強い弱いと言いますが、これは肝臓で働く酵素の処理能力の違いによるもの。アルコールは胃や腸で吸収され肝臓で分解されますが、この時働く酵素の処理能力に個人差があるのです。分解する能力の弱い人がいくら訓練しても飲めるようにはなりません。

強い人はたくさん飲んでも大丈夫かといえば?統計上では日本酒に換算して毎日5合以上のアルコール量を10年以上摂る大飲家は、間違いなくアルコール性肝硬変になるという結果が出ています。肝臓は「沈黙の臓器」といわれるごとく、飲めるから、なんともないからといってもやはり油断は禁物なのです。

» 続き「肝臓が一度に分解できるアルコールの量は決まっている」を読む

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