「患者はウソをつく?」医療者・患者間コミュニケーション事情調査

あなたは医師に嘘をついたことがありますか?

「薬はきちんと飲んだ」
「禁酒、禁煙を、続けている」
「体重も、増えていません」
医師や看護師に訊ねられて、あなたはつい、嘘をついてしまったことはありませんか?
QLifeは全国の生活者およそ1000人を対象に、医療者・患者間のコミュニケーション事情に関するアンケート調査を行いました。
それによると、「医師・看護師に嘘をついたことがある人」は、男性の5人に1人、女性の3人に1人。特に30-50代が多いようです。「怒られたくないから」など、消極的についている嘘も多いようですが、「早く退院するため」など意図的に嘘をついている人もいるようです。
では、「嘘をついた結末」はどうなっているのでしょう?
1割以上は、「バレた」ようです。バレなかった場合でも、「費用がかさんだ」「症状が悪化、回復が遅れた」「検査に影響が出た」など、かえってつらい思いをしたり、後悔するケースも多いようです。
「薬を減らしたい」「費用負担を減らしたい」「恥ずかしい」などの理由の場合には、きちんと質問・相談すれば、解決策があるかもしれません。嘘をつくよりは、医療者と率直にコミュニケーションとることで解決しましょう。(その前提として、あなたが正直になれる相性良い医療機関をQLifeで探しましょうネ!)
1.あなたは、医師や看護師に、ウソをついたことがありますか。
「医療者にウソをついたことがあるか」を聞いたところ、男性の5人に1人、女性の3人に1人が、ウソをついたことがあると答えた。年代別でみると、30-50代が30%前後、20代と60・70代が20%前後と、水準が二分されている。
| 合計 | 男性 | 女性 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60・70代 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ウソをついたことがある | 28% | 22% | 34% | 21% | 30% | 29% | 30% | 19% |
| ウソをついたことはない | 72% | 78% | 66% | 79% | 70% | 71% | 70% | 81% |
| 合計 | 100% | 100% | 100% | 100% | 100% | 100% | 100% | 100% |

2.(ウソをつかない人)ウソをつかない理由を教えてください。
ウソをつかない理由は、「正しい治療の妨げになる」「誤った治療で困るのは自分」といったものを挙げる人のほか、「そもそも医療者に対してウソをつくという発想自体がなかった」とする人も多い。
| 自分の治療方法が誤った方向へ行ったらそれこそ困りますから。 | 40代 | 女性 |
| 嘘をついても自分の身体に返ってくるので、お医者さんでは正直に話をしています。 | 40代 | 男性 |
| 嘘をつくくらいなら病院いかない方がいいでしょ | 50代 | 男性 |
| 正直に伝えないと正しい治療は望めない | 50代 | 男性 |
3.(ウソをついた人のみ)そのウソは、どんな内容ですか。
医療者へのウソの内容を具体的に聞いたところ、症状をわざと軽く/重く申告したり、服薬状況に関するもの(きちんと飲んでいるフリ、など)が多かった。この二つで48%を占める。男女別に特徴的なウソもあった。※自由記入してもらった内容を読み取って分類集計した。
男性に多いウソ
- 症状を実際より軽く/重く申告 (「症状」に分類)
- 喫煙を隠す (「生活習慣」に分類)
女性に多いウソ
- 服薬指示違反 (服薬状況」に分類)
- 食事内容の偽り (「生活習慣」に分類
- 体重を軽く申告 (「数値」に分類)
| 合計 | 男性 | 女性 | |
| 症状 | 24% | 28% | 22% |
| 服薬状況 | 24% | 21% | 26% |
| 生活習慣 | 12% | 16% | 10% |
| 数値(体重・体温等) | 10% | 7% | 12% |
| 原因 | 6% | 6% | 6% |
| 重複受診 | 5% | 5% | 5% |
| 既往歴 | 3% | 2% | 3% |
| その他・不明 | 16% | 16% | 16% |
| 合計 | 100% | 100% | 100% |

4.(ウソをついた人のみ)ウソをついた「理由」を教えてください。
ウソをつく背景は、「恥ずかしい」「医師/看護師に怒られたくない」「医師/看護師に遠慮/喜ばせたい」「回答が面倒」などもあるが、人によっては積極的にウソをついている様子もうかがえる。すなわち、「費用軽減」「保険適用にしたい」「薬剤処方量を減らしたい/増やしたい」「早く受診/治療を終わらせたい(翌日に仕事ある、等)」「先入観ないセカンドオピニオンが欲しい」などがある。※下記PDFファイルに代表例を記載。
5.(ウソをついた人のみ)ウソは「バレたか否か」、「てん末はどうなったか」を教えてください。

医療者へのウソは、ついても結局1割以上はバレているようだ。
また、バレていない(と思っている)人も含めて、「結局、薬代が高くついた」「結局、調子が悪くなった」など後悔の言葉が綴られている人も多い。なかには「(喫煙を隠すウソをついた後ろめたさが)本当に禁煙するきっかけになった」というエピソードもあった。※下記PDFファイルに代表例を記載。
詳しい内容はこちらのpdfファイルから。
⇒「患者はウソをつく?」医療者・患者間コミュニケーション事情調査(PDFファイル)
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[...] 考えさせられる内容です。 http://www.qlife.jp/square/hospital/story10952.html [...]
Tracked on 2010.06.7 05:06 AM