糖尿病の発症率は5~9倍 心筋梗塞や脳卒中は約3倍

[教えて!ドクター] 2008/04/09[水]
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糖尿病の発症率は5~9倍 心筋梗塞や脳卒中は約3倍

20080411_photo1.jpg 肥満には内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満の2つのタイプがあります。内臓脂肪型肥満はおなかの中の内臓の周囲に脂肪が溜まった状態で、別名・リンゴ型肥満と呼ばれます。一方、皮下脂肪型肥満は下腹部や腰のまわり、太もも、お尻のまわりの皮下に脂肪が集積するタイプで、別名・洋ナシ型肥満といいます。
 「メタボリック・シンドロームの原因となるのは、腹腔内に脂肪が溜まる内臓脂肪型肥満です。CT検査で腹部の内臓脂肪の面積が100平方センチを超えると、病的な内臓脂肪型肥満と診断します」(宮崎部長)
 内臓脂肪型肥満か否かを調べる簡単な方法としては、おへそのまわりのウエスト周囲径を測ります。ウエスト周囲径が男性は85㎝以上、女性は90㎝以上の場合、内臓脂肪型肥満と診断します。加えて、(1)最大血圧が130㎜Hg以上か最低血圧が85㎜Hg以上、(2)空腹時血糖値が110㎎/dl以上、(3)中性脂肪値が150㎎/dl以上か善玉コレステロール値(HDL値)が40㎎/dl以下の3項目のうち2項目以上が該当する場合、メタボリック・シンドロームと診断されます。

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 「現在、40~74歳の日本人男性の2人に1人、女性の5人に1人がメタボリック・シンドロームか、その予備軍と推定されています。メタボリック・シンドロームと診断された場合、糖尿病の発症率は5~9倍、脳卒中や心筋梗塞の発症率は約3倍にのぼるといわれます」(宮崎部長)
 メタボリック・シンドロームは高血圧や高脂血症、糖尿病などがごく軽いものであると認められたとしても、複数のリスクファクターの集積によって動脈硬化が促進され、脳卒中や心疾患の発病を飛躍的に増加させてしまうのです。(Contents By カルナの豆知識

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