脳卒中は40代からが危ない!

[教えて!ドクター] 2008/04/21[月]
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top_logo_250.jpg重大な後遺症脳卒中の発作は痛まない発作を見過ごすと重大な後遺症を招く。重大な後遺症を残すか否かの決め手となるのは発作直後の急性期の治療

取材協力/植田敏浩・東京都済生会中央病院
脳卒中センター長代理・脳血管内治療科医長
取材・文/松沢実・医療ジャーナリスト

重い後遺症を残す脳卒中 依然として多い発病者数

現在、脳卒中の患者数は全国で約137万人にのぼり、毎年約13万3000人の方が亡くなっています。脳卒中は、(1)がん(約30万人)、(2)心臓病(約15万人)に次いで3番目に多い日本人の死亡原因ですが、患者数は心臓病やがんを凌いでトップの位置に立っています。

大切なのはここ20〜30年、脳卒中による死亡者数が減少しているものの、脳卒中の発病者数はそれほど減っていないことです。逆に、近年の高齢化社会の進行の中で、脳卒中は重い後遺症を残し、寝たきりとなる原因の第1位の病気として大きな注目を集めています。健やかに老いるためには、日頃から脳卒中に対する十分な知識を持ち、万一の場合に備えておく必要があります。「脳卒中とは脳の血管の障害によって突然、手足が痺れたり動かなくなったり、言葉が話せなくなったり、あるいは意識がなくなったりする発作のことです」と東京都済生会中央病院の植田敏浩センター長代理(脳卒中センター)は指摘します。

医学的には脳の血管が詰まり血液が流れなくなる脳梗塞や、脳の血管が破れて出血する脳出血などによって、脳の組織へダメージが与えられることで生じます。脳の血流が約5分間途絶えただけで脳細胞は死滅し始め、重い障害を残すことになるから大変な病気なのです。

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