脳卒中は内科の病気 脳卒中センターのある病院はどこ

[教えて!ドクター] 2008/04/23[水]
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誤解されている方が多いのですが、そもそも脳卒中は内科の病気です。日本では脳神経外科の医師などによって脳卒中の治療が行われてきたため外科の病気と勘違いされやすいのですが、手術などの外科的治療を施せる脳卒中は限られています。とりわけ近年急増してきた脳梗塞は、ごく限られた場合しか手術をしないので、脳梗塞を専門とする脳神経外科医はそれほど多くないというのが現実です。

では、脳卒中の診療科はどこなのかというと、欧米では神経内科が脳卒中の治療の中心と位置づけられています。ただし、日本では神経内科の医師の数が少ないうえに、重症筋無力症や筋萎縮性側索硬化症などの神経難病の研究や治療を行っている神経内科医が多いため、脳卒中を専門とする医師はさらに少ないというのが現状です。
「すなわち、脳神経外科の医師であっても脳梗塞の治療は専門外であることが多いし、神経内科の医師であっても脳卒中の治療は専門外である医師が多いというのが現実なのです。それだけに普段から自分の住んでいる地域の中で、脳卒中の診療に力を入れている医師や病院を調べておくことが大切なのです。脳卒中は発作直後、早期に治療を開始すればするほど患者の命と脳機能を救い、後遺症を残すことが少なくなるからです」(植田センター長代理)

幸いなことに、最近は地域の基幹病院の中に「脳卒中センター」を開設するところが増えてきています。脳卒中センターでは神経内科(脳血管内科)と脳神経外科の医師がチームをつくり、脳卒中の診療で絶対不可欠とされる頭部CT検査をただちに受けられる24時間態勢が整えられています。自らの居住地域の脳卒中センターはどの病院にあるのかを、きちんと把握しておくことが求められます。

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