11C標識メチオニンを用いたポジトロン断層撮影による診断とは

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2017年07月01日現在

適応される症状 初発の神経膠腫が疑われるもの(生検又は手術が予定されている患者に係るものに限る。)
技術概要 本研究では、炭素11 標識メチオニンによるPET 診断が、造影MRI への上乗せ検査として高い臨床的有用性を示すことを検証する。また、併せて有害事象、血液および生化学的変化を判断指標とし総合的に安全性を評価する。造影MRI で造影されずMet-PET 検査陽性の部位が存在した場合は同部位からNavigation system 等を用い正確な生検部位を記録した上で生検を行う。病理診断は第3 者による中央判定とし、腫瘍細胞「陽性」・「陰性」の判断を行う。生検部位に関しては第3 者読影委員会により造影MRI 陰性かつMet-PET検査陽性であるかを「適正」「不適正」の判断を行う。病理中央判定委員会、第3 者読影委員会の結果を基に造影MRI 陰性かつMet-PET 検査陽性部位におけるPPV を算出し有用性を検証する。

「先進医療」とは、医療制度上で、厚生労働大臣が定めた高度な治療法です。
通常、最先端の治療法は効果や危険性の見極めが不充分なうちは保険診療の対象ではないため、全額を患者が自己負担しなければなりません。ところが「先進医療」に認定された治療法に限っては、保険診療と混合して使うことが出来ます。

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