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鎖骨骨折
さこつこっせつ

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鎖骨骨折とは?

 分娩時骨折のなかではいちばん多くみられ、経腟分娩のおよそ1~2%に生じるといわれています。多くは頭位分娩の際に、首が過剰に引き伸ばされるか、母親の恥骨結合に当たることで骨折すると考えられています。手をあまり動かさない、触ると痛がって泣くなどで気づかれます。触らなければ痛がりません。

 骨折後1週間ころから骨折部に仮骨(線維骨と軟骨からなる組織)が始まり、骨折部に硬い腫瘤(こぶ)が触れるようになります。そのあと骨がしっかりと形成され、腫瘤もなくなります。仮骨が始まるころになると痛みは伴わなくなります。仮骨がしっかりと形成される1~2週間の間は、できるだけ骨折側の手は動かさないように心がけますが、固定する必要はなく、その他の特別な治療も必要ありません。通常は後遺症も残りません。

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(執筆者:新潟市民病院総合周産期母子医療センター新生児科副センター長 佐藤 尚)

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