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傍胸骨孔ヘルニア
ぼうきょうこつこうへるにあ

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傍胸骨孔ヘルニアとは?

原因は何か

 横隔膜が胸骨に付着する部位が弱い場合に起こります。縦隔は腹腔よりも圧力が低いので、横隔膜が弱いと腹圧によって腹腔内臓器が胸骨後部に脱出します。胸骨左右に発症し、右側をモルガニー孔ヘルニア、左側をラレイ孔ヘルニアともいいます。

症状の現れ方

 通常とくに症状はなく、かぜで医療機関を受診し、胸部単純X線検査で偶然発見されることが多いようです。

検査と診断

 胸部X線検査、CT検査、バリウム注腸などの消化管造影検査で確定診断ができます。

治療の方法

 自然には治りません。消化管閉塞を起こすことは極めて少ないのですが、発見次第開腹し、横隔膜の弱い部位を縫縮補強します。最近は腹腔鏡手術も行われています。予後は良好です。

傍胸骨孔ヘルニアと関連する症状・病気

(執筆者:獨協医科大学第一外科教授 藤原 利男)

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