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急性前立腺炎
きゅうせいぜんりつせんえん

急性前立腺炎とは?

高齢者での特殊事情

 急性前立腺炎は一般に大腸菌などが起炎菌で、発熱、尿道痛、頻尿などの症状が出ますが、高齢者では前立腺肥大症や尿道留置カテーテルなどの原因による慢性尿路感染症が急性増悪して症状が出る急性前立腺炎が特徴といえます。慢性尿路感染症の起炎菌は弱毒性で抗菌薬が無効の場合が多く、急性増悪時の治療を困難にしています。免疫能の低下した高齢者では容易に敗血症に移行します。陰嚢内膿瘍を形成し、時には重篤なフルニエ壊疽(ガス壊疽)に陥ることもあります。

治療とケアのポイント

 したがって高齢者では急性増悪の前立腺炎にならないように慢性尿路感染症の予防に努め、日頃の尿路管理を適切に行うことが大切です。また前立腺肥大症などの原因疾患の治療も重要となります。

急性前立腺炎と関連する症状・病気

(執筆者:医療法人三誠会川口誠和病院泌尿器科 村山 猛男)

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