出典:家庭医学大全 6訂版(2011年)
手指の変形性関節症
しゅしのへんけいせいかんせつしょう
手指の変形性関節症とは?
手の指の遠位指節関節(指先の関節)の変形性関節症はヘバーデン結節と呼ばれるもので、中年以降の女性に大変多い変化です。誘因はとくになく、関節が痛んではれて、まっすぐ伸びなくなってきます。痛みの程度は強弱さまざまです。
治療は消炎鎮痛薬の外用(貼り薬や塗り薬)、場合によっては消炎薬の内服や関節内注射を行います。自然経過でも1~2年で痛みがなくなり、少し関節が曲がった状態で治ります。
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