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口角びらん
こうかくびらん

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口角びらんとは?

どんな病気か

 唇の端で上唇と下唇がつながる部分を口角といいます。口角がただれたり、切れたりした状態を口角びらんといいます(図7図7 口角びらん)。普通は、左右の口角に同時に生じることが多いようです。

原因は何か

 ビタミンB群の不足や貧血、糖尿病などの全身的な病気が原因で生じます。また、唾液の分泌が減って口のなかが乾いたり、口角をなめる癖のある場合に生じることもあり、入れ歯を無理矢理押し込んだり引っ張り出したりすると生じることもあります。大きく口を開けて物を食べたりした時に口角が切れてしまうこともあります。

 口角は話や食事をする時に必ず動くところなので、口角びらんを生じると動かすたびに痛みを感じますし、酸っぱいものや醤油などがしみたりします。日常生活でよく動かすところなので、治りにくいのが困るところです。

治療の方法

 原因になった全身的な病気を治すことが先決です。ビタミン剤や鉄剤の服用が有効であることが多いのですが、糖尿病によって抵抗力が低下している場合には、抗生物質や抗真菌薬の入った軟膏を塗ったりもします。また、1週間くらいは大きく口を開けないように注意して生活することも必要です。

 大きく口を開けたために口角が切れてびらんを生じた場合には、ステロイド含有の軟膏を塗ってもよいのですが、化膿している場合にはむやみに軟膏を塗らないほうがよい場合もあります。カンジダ菌の感染を生じていることがあり、その時は、抗真菌薬の軟膏が有効です。

(執筆者:佐賀大学医学部附属病院歯科口腔外科講師 野口 信宏)

口角炎に関連する可能性がある薬

医療用医薬品の添付文書の記載をもとに、口角炎に関連する可能性がある薬を紹介しています。

処方は医師によって決定されます。服薬は決して自己判断では行わず、必ず、医師、薬剤師に相談してください。

・掲載している情報は薬剤師が監修して作成したものですが、内容を完全に保証するものではありません。

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