すべて
病名
 × 

舌癒着症(舌小帯短縮症)
ぜつゆちゃくしょう(ぜつしょうたいたんしゅくしょう)

つぶやく いいね! はてなブックマーク

舌癒着症(舌小帯短縮症)とは?

どんな病気か

 舌の下面には舌のほぼ先端から口底部にかけて、舌小帯という薄いひだ状の構造があります。正常な状態では、舌の運動、とくに発語時、嚥下時にこの舌小帯が舌の運動を邪魔するようなことはありません。

 しかしまれに、この舌小帯が太く短い場合があり、舌が舌小帯によって口底部方向に固定され、舌全体が動きにくい状態となることがあります。

原因は何か

 先天的な異常ですが、遺伝様式は明らかではありません。

症状の現れ方

 2~3歳になって発音(とくにラ音、サ音)がうまくできないという症状で気づくことが多いようです。「舌っ足らず」な発語といえます。

検査と診断

 舌の形が真んなかでひきつれた逆ハート型になっていて、舌を前へ突出させるとさらにハート型がはっきりします。

治療の方法

 舌小帯進展手術という小手術によって、短い舌小帯を伸ばすことで完治します。口腔外科専門医、または小児歯科医に相談することをおすすめします。

(執筆者:日本大学松戸歯学部顎顔面外科学主任教授 近藤 壽郎)

おすすめの記事

舌癒着症(舌小帯短縮症)に関する医師Q&A