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診療時間

午前 午後 その他
8:30 - 11:00
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休診日:土・日・祝

※診療時間は、変更される事や、診療科によって異なる場合があるため、直接医療機関のホームページ等でご確認ください

施設情報

駐車場 人間ドック カード 院内処方 セカンド
オピニオン
- -
公式サイト http://www.nuh.niigata-u.ac.jp
アクセス JR越後線新潟駅からバス25分
駐車場 有料:808台
高度医療機器 DSA、IMRT、MRI、PET、RALS、SPECT、マルチスライスCT、ダヴィンチ
外国語対応 英語
電話・
オンライン診療

再診のみ対応

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治療実績

病気名 治療実績 順位
合計件数 手術あり 手術なし 新潟県 全国
脳腫瘍 235 120 115 1位 31位
くも膜下出血、破裂脳動脈瘤 12 - 12 4位 -
未破裂脳動脈瘤 160 37 123 1位 34位
非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外) 49 - 49 10位 -
脳梗塞 95 13 82 14位 -
脳血管障害 58 28 30 1位 -
脳脊髄の感染を伴う炎症 14 - 14 4位 -
特発性(単)ニューロパチー 10 10 - 1位 37位
重症筋無力症 26 - 26 1位 29位
パーキンソン病 16 - 16 5位 -
基底核等の変性疾患 24 - 24 2位 49位
てんかん 56 - 56 5位 -
脳の障害(その他) 13 - 13 3位 -
病気名 治療実績 順位
合計件数 手術あり 手術なし 新潟県 全国
白内障、水晶体の疾患 291 291 - 5位 -
斜視(外傷性・癒着性を除く。) 55 55 - 1位 -
網膜剥離 105 105 - 2位 -
糖尿病性増殖性網膜症 45 45 - 1位 45位
黄斑、後極変性 87 87 - 1位 -
緑内障 367 318 49 1位 8位
硝子体疾患 41 41 - 1位 -
角膜の障害 31 31 - 1位 34位
涙器の疾患 26 26 - 1位 38位
眼瞼、涙器、眼窩の疾患 11 - 11 1位 -
視神経の疾患 21 - 21 1位 11位
病気名 治療実績 順位
合計件数 手術あり 手術なし 新潟県 全国
頭頸部悪性腫瘍 326 95 231 2位 37位
耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 46 46 - 1位 -
扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 19 - 19 10位 -
睡眠時無呼吸 101 - 101 3位 -
顔面神経障害 14 14 - 4位 -
聴覚の障害(その他) 16 16 - 1位 42位
慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫 57 57 - 1位 27位
病気名 治療実績 順位
合計件数 手術あり 手術なし 新潟県 全国
縦隔悪性腫瘍、縦隔・胸膜の悪性腫瘍 21 11 10 2位 -
縦隔の良性腫瘍 10 10 - 1位 44位
肺の悪性腫瘍 883 205 678 2位 -
肺炎等 87 11 76 20位 -
誤嚥性肺炎 34 - 34 27位 -
肺高血圧性疾患 29 - 29 1位 -
病気名 治療実績 順位
合計件数 手術あり 手術なし 新潟県 全国
急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 64 64 - 6位 -
狭心症、慢性虚血性心疾患 294 134 160 4位 -
心筋症(拡張型心筋症を含む。) 67 14 53 1位 16位
頻脈性不整脈 329 297 32 2位 -
弁膜症(連合弁膜症を含む。) 188 113 75 2位 -
心不全 105 21 84 12位 -
高血圧性疾患 10 - 10 3位 -
大動脈解離 23 10 13 6位 -
非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 68 68 - 3位 -
閉塞性動脈疾患 55 39 16 5位 -
循環器疾患(その他) 13 13 - 2位 -
徐脈性不整脈 96 86 10 3位 -
病気名 治療実績 順位
合計件数 手術あり 手術なし 新潟県 全国
食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 156 83 73 5位 -
胃の悪性腫瘍 190 117 73 7位 -
小腸の悪性腫瘍、腹膜の悪性腫瘍 37 16 21 2位 -
結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 201 120 81 4位 -
直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 120 69 51 4位 -
肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 370 143 227 1位 27位
胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍 82 58 24 5位 -
膵臓、脾臓の腫瘍 156 65 91 7位 -
小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 42 32 10 9位 -
食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 104 62 42 1位 -
胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの) 22 22 - 7位 -
虫垂炎 15 - 15 20位 -
鼠径ヘルニア 40 40 - 23位 -
閉塞、壊疽のない腹腔のヘルニア 20 20 - 4位 -
クローン病等 46 - 46 1位 -
潰瘍性大腸炎 19 - 19 2位 -
虚血性腸炎 12 - 12 15位 -
ヘルニアの記載のない腸閉塞 90 29 61 7位 -
劇症肝炎、急性肝不全、急性肝炎 14 - 14 2位 -
肝硬変(胆汁性肝硬変を含む。) 90 61 29 1位 -
胆嚢疾患(胆嚢結石など) 14 14 - 7位 -
胆嚢炎等 51 37 14 10位 -
胆管(肝内外)結石、胆管炎 99 65 34 10位 -
急性膵炎、被包化壊死 13 - 13 11位 -
慢性膵炎(膵嚢胞を含む。)、自己免疫性膵炎、膵石症 18 18 - 5位 -
腹膜炎、腹腔内膿瘍(女性器臓器を除く。) 35 24 11 4位 -
その他の消化管の障害 12 - 12 4位 -
病気名 治療実績 順位
合計件数 手術あり 手術なし 新潟県 全国
皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 12 12 - 4位 -
皮膚の良性新生物 10 10 - 6位 -
母斑、母斑症 26 - 26 1位 50位
エクリン汗腺の障害、アポクリン汗腺の障害 16 - 16 1位 22位
病気名 治療実績 順位
合計件数 手術あり 手術なし 新潟県 全国
乳房の悪性腫瘍 310 177 133 2位 -
病気名 治療実績 順位
合計件数 手術あり 手術なし 新潟県 全国
甲状腺の悪性腫瘍 124 74 50 2位 28位
甲状腺機能亢進症 11 11 - 1位 -
副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍 31 - 31 1位 -
原発性副甲状腺機能亢進症、副甲状腺腫瘍 10 10 - 1位 -
下垂体機能低下症 27 - 27 1位 -
下垂体機能亢進症 30 16 14 1位 35位
アミロイドーシス 10 - 10 1位 15位
その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害 19 - 19 7位 -
病気名 治療実績 順位
合計件数 手術あり 手術なし 新潟県 全国
腎腫瘍 81 51 30 1位 -
後腹膜疾患 11 - 11 2位 -
腎盂・尿管の悪性腫瘍 34 11 23 6位 -
膀胱腫瘍 104 65 39 8位 -
前立腺の悪性腫瘍 177 70 107 4位 -
上部尿路疾患 29 19 10 14位 -
下部尿路疾患 12 12 - 9位 -
ネフローゼ症候群 86 - 86 1位 6位
慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 300 152 148 1位 -
腎臓又は尿路の感染症 34 - 34 26位 -
水腎症等 28 28 - 1位 -
病気名 治療実績 順位
合計件数 手術あり 手術なし 新潟県 全国
卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 590 64 526 1位 3位
子宮頸・体部の悪性腫瘍 838 157 681 1位 9位
子宮の良性腫瘍 74 74 - 4位 -
卵巣の良性腫瘍 73 73 - 2位 -
生殖器脱出症 32 32 - 3位 -
妊娠高血圧症候群関連疾患 15 15 - 2位 -
早産、切迫早産 40 13 27 2位 -
胎児及び胎児付属物の異常 63 48 15 2位 -
女性性器のポリープ 11 11 - 3位 -
病気名 治療実績 順位
合計件数 手術あり 手術なし 新潟県 全国
急性白血病 49 19 30 6位 -
非ホジキンリンパ腫 146 32 114 8位 -
多発性骨髄腫、免疫系悪性新生物 35 - 35 3位 -
病気名 治療実績 順位
合計件数 手術あり 手術なし 新潟県 全国
妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害 133 24 109 3位 -
脳、脊髄の先天異常 10 10 - 2位 -
動脈管開存症、心房中隔欠損症 72 47 25 1位 17位
先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く。) 220 113 107 1位 18位
直腸肛門奇形、ヒルシュスプルング病 11 - 11 1位 14位
手足先天性疾患 25 25 - 1位 31位
骨軟骨先天性形成異常 15 - 15 1位 19位
先天性下部尿路疾患 21 21 - 1位 19位
停留精巣 21 21 - 2位 -
病気名 治療実績 順位
合計件数 手術あり 手術なし 新潟県 全国
頭蓋・頭蓋内損傷 55 25 30 11位 -
顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 16 16 - 3位 -
肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。) 10 10 - 11位 -
胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 17 - 17 21位 -
肘関節周辺の骨折・脱臼 12 12 - 14位 -
股関節・大腿近位の骨折 27 27 - 21位 -
頸椎頸髄損傷 16 16 - 4位 -
熱傷・化学熱傷・凍傷・電撃傷 18 - 18 1位 10位
詳細不明の損傷等 37 - 37 3位 -
病気名 治療実績 順位
合計件数 手術あり 手術なし 新潟県 全国
手術・処置等の合併症 100 73 27 1位 -
その他の悪性腫瘍 30 14 16 1位 45位
その他の新生物 73 47 26 1位 29位

※厚生労働省「DPC導入の影響評価に係る調査「退院患者調査」」の退院患者の統計をもとにしています。

※件数が10件未満の場合は「-」と表記

新潟大学医歯学総合病院で行える先進的な医療

名医の推薦分野

この病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。 推薦を受けた分野(科目、領域)は以下です。記載内容はいずれも取材・調査回答書より。※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

分野 消化器・一般外科
特色 当科は、臨床面では上部消化管、下部消化管、肝胆膵・移植および内分泌・代謝グループの臓器別4班を縦の基軸とし、研究面では病理学、癌・移植免疫学、生理学、生化学、代謝学、癌遺伝子などを横の基軸として構成している。特に潰瘍性大腸炎の外科治療、食道癌、胆道癌・膵癌における集学的治療および癌免疫、生体肝移植と移植免疫、輸液代謝、内視鏡的外科治療などを始めとして、消化器・一般外科を幅広く取り扱っている。
症例数 年間の手術件数は約700件であり、重症患者、生体肝移植患者、食道癌患者はICUで術後管理がなされている

★難治性、重篤な合併症や大腸癌を合併した潰瘍性大腸炎に対しては、大腸全摘、W型回腸嚢肛門吻合術を現在までに約150例に施行している。術後一定期間を経過すると、1日あたりの排便回数は平均5回に減少し、ほとんどの症例はステロイド治療から離脱でき、その95%以上は社会復帰している。多くの患者が術前に大量のステロイドを使用しているため、手術は2期または3期に分割して行っている

★大腸癌に対しては、整容性に優れ低侵襲であるとされている腹腔鏡補助下手術を積極的に行っている。また、通常であれば人工肛門を伴う直腸切断術が必要な下部直腸癌に対して、腫瘍が限局性で高または中分化型腺癌で腫瘍の下縁が肛門歯状線から2cm以上離れていれば、積極的にJ型結腸嚢による結腸嚢肛門吻合術を施行し、肛門機能の温存を図っている。近年進歩が著しい大腸癌の抗癌剤治療も、腫瘍内科がないため病院の中心となって通院治療で行っている。大腸内視鏡検査は年間500件を数え、その中で約150件には内視鏡治療が施行されている。

★胸部食道癌に対しては、上中部の癌では広範囲の3領域リンパ節郭清を伴う経胸的切除、下部の癌では経横隔膜的切除が当科における標準的手術である。全食道癌200症例の5年生存率は、病期Iで92%、IIaで66%、IIbで44%、IIIで30%、IVで13%であった。術後3~5日は、ICUにて呼吸循環管理を中心とした全身管理が行われている

★胃癌に対しては2群郭清を伴う手術を標準術式としているが、最近では患者のQOLを考慮し、癌の深達度によっては内視鏡的切除、部分切除などの縮小手術も行っている。5年生存率は、粘膜内癌で95%、粘膜下層癌で88%、それ以上の進行癌では60%の生存率である

★胆嚢癌は新潟県に多い疾患である。拡大根治的胆嚢摘出術(胆嚢摘出+肝床切除+胆管切除+2群リンパ節郭清)が胆嚢癌に対する当科の標準術式であるが、高度進行癌では肝葉切除、膵頭十二指腸切除、肝葉切除+膵頭十二指腸切除などの拡大手術も実施される。総症例数は約190例であり、手術成績(5年生存率)は病期Iでは100%、病期IIでは78%、病期IIIでは45%と世界でもトップクラスである。胆管癌・十二指腸乳頭部癌に対しても積極的な切除を試みてきた。総症例数は約150例であり、5年生存率は肝門部胆管癌では40%、中部胆管癌では53%、下部胆管癌では58%、十二指腸乳頭部癌では62%と良好である。原発性肝癌に対しては門脈転移巣除去を目的とした系統的肝切除術を重視している。総症例数は約300例であり、近年、手術成績は5年生存率63%と格段に向上した。膵癌は5年生存率20%以下と未だ予後不良であるが、術直後からの補助化学療法による手術成績向上を目指している

★1999年に生体肝移植が始まり、2009年で10年目となった。その間2000年に脳死小腸移植施設、2003年に脳死肝移植施設、2007年には脳死膵腎同時移植施設に認定され、日本海側で唯一の脳死移植施設となっている。社会の中で果たす役割の重要性が増しており、当施設でしかできない大きな社会的責任を担っている。生体肝移植はこれまで新生児から高齢者まで幅広く、約90例施行しており、県内はもとより近隣県より広範囲に紹介を受けるに至っている。また2007年には1型糖尿病に対する生体膵臓移植も行っており、肝疾患以外にも糖尿病に対する新たな治療戦略を開発しているところである。移植には免疫抑制剤が必要であるが、ドナー白血球を門脈内投与する新たな免疫抑制療法を世界で初めて導入しており、免疫抑制剤の早期減量、拒絶反応の減少、ABO不適合移植の新たな方法として確立するなど、常により良い治療法の開発に努めている

★乳癌に対しては、年間約90例の手術を行っており、術前化学療法を併用することにより、可能な症例には乳房温存手術も積極的に行っている。当院での乳房温存手術の対象となる症例は40〜50%であるが乳房内再発例は現在までのところ認めておらず、温存手術の選択を適切に行っていることを裏付けている。また、リンパ節転移が無いと予想される場合にはセンチネルリンパ節生検を行い、不要なリンパ節郭清を避けることにより手術後のQOL改善に努めている

★甲状腺疾患では、甲状腺癌と良性甲状腺疾患それぞれに対し、年間約20例を手術している。副甲状腺疾患(副甲状腺機能亢進症)ではアイソトープを用いた部位診断をもとに2.5 cmの手術創で摘出を行う低侵襲手術を実現し、術後QOL向上に努めている

★最近注目されている内視鏡手術では、腹腔鏡下胆嚢摘出術、胃切除、脾摘、結腸切除をはじめとして、肝臓・脾臓・膵臓領域の手術にまで拡大させることに成功している。こうした内視鏡手術は従来法のような大きな開腹を避けることができ、術後の早期回復と社会生活への速やかな復帰を促すことができる有効な手法である。特に当施設は高度先進医療である腹腔鏡補助下肝切除の認定施設となっており、これまでに腹腔鏡下肝切除を20例以上行っている他、膵腫瘍に対しても腹腔鏡下膵切除を積極的に行っており、いずれも良好な結果を得ている。
医療設備 TEM(経肛門的内視鏡手術装置)、イソップ(音声コントロールによる内視鏡下手術支援手術ロボット)、CUSA(Cavitron社製超音波外科用吸引装置)、マイクロターゼ(マイクロ波手術器)、術中超音波診断装置。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

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