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この病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。 推薦を受けた分野(科目、領域)は以下です。記載内容はいずれも取材・調査回答書より。※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

分野 精神科
特色 当院は97年に開設した。子どもから高齢者まで、気軽に利用できる精神科を目指し、精神療法と薬物療法をバランスよく行うことを心がけている。精神科治療は、医師と患者の協働作業であると考え、患者自身の考えの枠組みに沿った治療方針を探るという姿勢で治療にあたっている。
症例数 外来初診患者は、年間平均250人、うち半数が気分障害であり、統合失調症は1割である。他は神経症性障害(全般性不安障害、パニック障害、強迫性障害、PTSDなど)、パーソナリティ障害、認知症などである。1日外来受診者は平均22人である。精神療法は、ブリーフセラピーの立場から行うが、解決志向アプローチをバックボーンとし、家族療法、認知療法、催眠療法、箱庭療法や絵画療法などの手法を取り入れている。また、治療上有効と考える場合は、TFTやFAP、EMDRなど特殊な治療を行う。また、内観法、森田療法などの治療法を必要に応じて紹介する。薬物療法は西洋薬だけでなく、適宜漢方薬を使用し、患者のニーズに沿った治療を目指す。また、患者が薬物に関して、正しい知識を持つことは治療上不可欠と考える。そこで、薬物の作用機序、効果(限界も含めて)、副作用、服用期間の目安などについて情報を伝え、薬物への根拠なき不安、および薬物への過信がおきないよう努力している。医師が主導するのではなく、患者と医師のコラボレーションにより、回復への道を歩むという姿勢で医療を提供する

外来診療=初診・再診ともに完全予約制である。診療時間は午前9時~12時。午後2時~7時。他院からの転院の場合、医療に連続性を持たせるために紹介状の持参をお願いしている。入院治療が必要な場合は提携病院に依頼している。
医療設備 血液検査、心理テスト(簡便なもの)。
所属スタッフ 岡留美子院長(精神科)。常勤医1人。

「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)

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