専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

JCHO仙台病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

外科(消化器・一般・内視鏡外科)

分野

消化器・一般外科

特色

消化器のみならず腎移植・血管・甲状腺・乳腺など、ほぼすべての外科治療を網羅している。消化器一般外科については、良・悪性にかかわらず鏡視下手術を積極的に行っている。また、外科手術総数の約40%を慢性腎不全症例が占めており、宮城県内の透析患者における外科手術の総本山的存在であると自負している。

症例数

06年から09年の全身麻酔による年間手術件数は平均556件

★主な疾患の年間疾患別手術数は、悪性疾患では胃がん手術約30件(うち鏡視下手術20%)、大腸がん手術約50件(同30%)、肝臓がん手術約10件、胆管・膵がん手術約10件。良性疾患では胆石手術約50件(うち鏡視下手術90%)、鼠径ヘルニア約80件(同50%)、急性虫垂炎約30件(同70%)である

★日本内視鏡外科学会技術認定医(常勤医)の指導のもと、世間のニーズに合わせて鏡視下手術の占める割合が年々増加しており、最近では臍部の傷ひとつで手術を行う単孔式腹腔鏡下手術も行っている。こうした手術治療のみならず、抗がん剤等も含めたすべての治療において、丁寧でわかりやすい情報提示によりインフォームド・コンセントを得たのちに治療方針を決定している。

医療設備

MDCT、MRI、電子内視鏡、超音波内視鏡、血管造影装置(DSA)、CUSA、鏡視下手術機器(ソノサージ、リガシュアーなど)。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)

腎臓疾患臨床研究センター

分野

腎臓内科

特色

当院では「IgA腎症をはじめとした多くの腎炎は、早期診断と適切な治療の導入により寛解さらには治癒に導ける」という信念のもとに積極的な診療を行っており、20年来のこの方針が当地域における若・壮年者の透析患者数の抑制と減少に寄与していると考えている。また、最近増加している生活習慣病を背景とした腎疾患に対しても、腎炎同様に積極的かつ集学的なアプローチにより、寛解や治癒に至らしめる可能性を追求する方針で診療に当たっている。さらに、全身性血管炎や全身性エリテマトーデスなどの膠原病に伴う重症腎疾患の集積も豊富であり、先駆的な治療の試みにより治療成績も向上している。一方、保存期腎不全例では、原病を特定した上で障害された腎臓の予備能力を最大限に引き出させ、透析導入を可能な限り遅らせる方針で治療に当たっている。透析導入患者数は年間300前後であり、多くは血液透析であるが一部CAPDを導入している。また、近県を合わせた約7,000人の維持透析患者に対する最終拠点病院としても機能しており、種々の透析合併症をはじめ多様な病態への対応が可能である。バスキュラーアクセスセンターを併設しており、放射線科医、血管外科医とのチーム医療を行っている。

症例数

病床数は166床で、常時150人程度が入院しており、平均在院日数は15日前後である。腎生検数は年間380~450件であるが、100%の安全性を期して手術的な方法を選択している

★IgA腎症は、尿異常所見出現から3年以内に受診した場合、80%以上の確率で寛解に持ち込めるが、扁桃摘除とステロイド療法を要する。年間約150人がこの治療を受けており、遠方から見える方も多い

★急速進行性腎炎(ANCA関連血管炎、抗GBM抗体腎炎など)は年間約30~35人の新規発症例が入院し、予後不良の疾患である本症の治療成績も年々向上している

★ネフローゼ症候群は、若年者に多い再発を繰り返すタイプの微小変化型ネフローゼで、診断が確定している例ではその再発の場合には可能な限り外来治療での寛解導入を図っている。成人においても短期間で治療効果が上がる方法を選択している

★糖尿病性腎症は、早期の場合には腎生検での確定診断を勧めている。高率に治せる腎炎が合併していることがあるためである。IIIA期などの進行した例においても、集学的治療で回復させ得る場合がある

★保存期腎不全に至った場合には、でき得ることは限られる。残存する腎機能を最大限に引き出させるための正しい対処法を医師との協力のもとに行えるか否かが重要となる

腎代替療法、腎移植、各種血液浄化療法=末期腎不全に対しての透析療法は上述したごとくであり、腎移植を希望する場合には当院外科で対応する。腎移植件数は年間20~30件であり、今までに600例の実績がある。膠原病などの重症腎疾患では積極的に特殊血液浄化療法を行っている。巣状糸球体硬化症、血栓性血小板減少性紫斑病、溶血性尿毒症症候群、クリオグロブリン血症性血管炎の他、近年増加が目立つコレステロール結晶塞栓症にも応用している

合併症=維持透析中の患者さんが種々の合併症(脳卒中、心筋梗塞を除く)を併発した場合にも広く受け入れている。シャントトラブルは、可能な限り速やかな再建を基本方針としてバスキュラーアクセスセンターで、急性腹症など外科的合併症は当院外科で、糖尿病患者さんに多い足の壊疽に対しては創傷ケアセンターで対応している。また長期透析に伴う骨、関節合併症は当院整形外科で対応している。消化器合併症に対しての内視鏡治療なども専門医が複数おり、対応可能である。

医療設備

透析ベッド64、病床数166床。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)

外科(移植外科)

分野

腎移植

特色

当院では76年より腎移植を開始した。80年より95年まで東北地方腎移植センターが設置され、日本臓器移植ネットワークに献腎移植システムが移行した現在でも、他施設多臓器移植におけるHLA検査にも対応しており、東北地方を代表する移植施設の一つである。生体腎提供者の腎採取術では、02年より全例内視鏡下に手術を行っている。近年、ABO血液型不適合移植や70歳以上の高齢者、夫婦間移植、そして血液透析導入前の先行的腎移植が増加してきている。

症例数

76年より09年末までに生体腎移植577例、献腎腎移植104例、計681例の腎移植を経験している。09年1年間では、生体腎20例、献腎1例、計21例であった。移植成績は、89年以降、生体腎398例の生着率は、1年96%、5年86%、10年71%。献腎40例の生着率は、1年88%、5年76%、10年58%であった。免疫抑制療法は、現在、①シクロスポリンまたはタクロリムス、②ミコフェノール酸モフェチルまたはミゾリビン、③ステロイド、④バジリキシマブ、の4剤併用療法を基本としているが、ステロイドを積極的に減量・離脱している。当院の最長生着は移植後33年である。

医療設備

MDCT、MRI、DSA(血管造影)、シンチグラムなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)

整形外科

分野

整形外科

特色

腰痛、特に仙腸関節疾患の診断と治療に重点を置いている。仙腸関節障害を考慮した裾野の広い腰痛診療を行い、東北地方はもとより全国から診断のつかない腰痛症例の紹介が多い。当院は腎臓疾患の拠点病院であるため、腎不全、長期透析に合併する整形外科的疾患の診療も盛んに行っている。

症例数

仙腸関節由来の痛みは老若男女に発生する「ありふれた腰痛下肢痛」だが、MRI、CTなどの画像検査で異常所見が出ないために、診断が難しい。「椅子に腰掛けるのがつらい」「仰向けで寝られない」という人が多い。腰痛、臀部痛のみならず、下腹部から股関節にかける痛みも伴いやすく、股関節疾患を疑われたり、消化器や泌尿器科を受診する患者も少なくない。腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症という診断で、なかなか症状が改善しない例の中に、仙腸関節由来の痛みが存在する可能性がある

★仙腸関節由来の痛みが疑われた場合、仙腸関節ブロックにて仙腸関節障害の診断・治療を行う。ブロック注射、骨盤ベルトが有効であるが、症状が残存する場合にはAKA-博田法(関節運動学的アプローチ)による治療を追加する場合がある。最終的な治療手段としての仙腸関節固定手術は、これまで23例施行、7~8割が社会復帰している

★腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、頸髄症などに対する脊椎手術は年間約120例、仙腸関節固定術は年間約2~3例

★手根管症候群に対しては、内視鏡手術を含め年間70例以上。透析例に対する骨折治療も多数行っている。

医療設備

MRI、CT、RI。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)

耳鼻咽喉科

分野

耳鼻咽喉科・頭頸部外科

特色

難聴、嗄声、嚥下障害、睡眠時無呼吸症候群、嗅覚障害に対する機能改善手術が当科の柱である。IgA腎症など、病巣感染症に対する口蓋扁桃摘出術も腎内科と連携し、世界有数の症例数がある。耳鳴に対するTRT療法(耳鳴順応療法)などの新しい治療、漢方、ホメオパシーなどの補完医療も症例に応じて採用し、統合医療を目指している。

症例数

年間の手術件数は約400件、うち扁桃摘出術など咽頭手術が約200件、喉頭の音声外科が約80件、鼻副鼻腔手術が60件、中耳手術が30件、頭頸部外科手術が30件となっている。平均在院日数は約10日で、80%の入院患者さんはクリニカルパスにより、良好なインフォームド・コンセントのもと、早期退院している。声帯ポリープ、慢性扁桃炎、いびき症、アレルギー性鼻炎に対しては、外来での日帰り手術も施行している。睡眠時無呼吸症候群に関しては1泊入院検査結果を基に、歯科、呼吸器内科と連携し外科的治療、CPAP導入、口腔装置より症例に応じた最適な治療を選択している。声帯ポリープから老人性嗄声・反回神経麻痺・けいれん性発声障害、小児の気道狭窄などの比較的稀な疾患まで、喉頭疾患の豊富な診療実績がある。KTPレーザーを使用した早期喉頭がん、喉頭乳頭腫、血管腫に対する音声温存手術も経験豊富である。胃酸逆流症には、食道内24時間pHモニターの結果を基に治療が行われている。めまい、難聴、顔面神経麻痺などの神経耳科疾患に関しては、全身疾患との関連を重要視し、薬物療法、理学療法、リハビリを組み合わせた総合的な治療を行っている。

医療設備

透析、MRI、CT、超音波、聴力検査、耳管機能検査、平衡機能検査、音声機能検査、嗅覚検査、電気味覚計、食道機能検査、電子内視鏡、KTPレーザー、手術用顕微鏡。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)

歯科口腔外科

分野

歯科口腔外科

特色

05年より歯科口腔外科を歯科に併設し、近隣の医療機関と病診連携のもとに有病者歯科治療、矯正歯科治療ならびに口腔外科疾患の治療を行っている。また、当病院の特色である腎不全疾患の治療の一端として、当院腎センター、移植外科(腎移植)と連携し、口腔領域における慢性感染病巣の検索および感染病巣の除去を目的とした治療も積極的に行っている。

症例数

09年の初診患者数は1,331人、年間外来患者総数は9,445人であった。外来、入院における09年の総手術数は小手術も含め754件で、外来手術の内訳では智歯を含めた抜歯が最も多く、続いて消炎手術、嚢胞摘出術、歯根端切除術、腫瘍摘出術、インプラント埋入術の順であった

★当院口腔外科開設5年間の入院症例は、埋伏智歯、根尖性歯周炎、顎骨腫瘍、顎骨嚢胞、口唇腫瘍、舌腫瘍、顎骨骨折、唾石症、歯性感染症、蜂窩織炎等であり、入院症例数は年々増加傾向にある

★当科では智歯の抜歯や多数歯抜歯を外来での治療の他、2泊3日程度の短期入院にて施行している。治療に不安がある症例や抜歯の負担が強い症例に対しては、全身麻酔、笑気、静脈内鎮静法を併用し対応している。また抗凝固薬内服症例においての抜歯は休薬を行わず、止血床での対応や短期入院で対応し、抜歯後の合併症の予防を行っている

★07年よりデンタルインプラント治療を開始。院内CT撮影にて骨量、埋入位置を精査し安全かつ的確にインプラント治療を行うよう心がけており、年々症例数も増加傾向にある。顎堤吸収など骨量が不足し、インプラント治療が困難な症例に対しては自家骨移植等を行い、骨量増加後にインプラント埋入治療を行うなど、幅広い症例にインプラント埋入を行っている。

医療設備

CT、MRI、インプラントシステム、超音波エコーなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)

放射線科

分野

放射線科

特色

放射線診断はすべてフイルムレス化されており、CT・MRI・核医学の画像診断については古田部長が担当している。血管造影・IVR治療は後藤主任部長が担当、バスキュラーアクセスセンター長も兼任し、透析シャントのIVR治療を専門的に行っている。また、フットケアセンターの血管外科医と連携して下肢末梢動脈系のIVR治療にも力を入れており、血管外科的手術とIVR治療を組み合わせたハイブリッド治療で、特に重症下肢虚血に対する治療を行っている。他にも、腎動脈拡張術や出血に対する塞栓術、抗がん剤の動注化学療法など、血管系IVR治療を幅広く行っている。

症例数

★画像診断部門では09年の件数で、CT 4,600件、MRI 2,500件、核医学画像1,100件程度

★透析シャントのIVR治療件数は、06年以降年間1,200件を超えており、総症例数では1万件を超えている。うち10%強は血栓性閉塞症例である。成績は、狭窄例に対する治療が初期成功率98~99%であり、血栓性閉塞例に対する治療が初期成功率87%前後である

★下肢末梢動脈系のIVRは毎年50~60件程度を施行しており、腸骨領域のIVRは初期成功率95%以上、より末梢の病変による重症下肢虚血に対しても、高い救肢率を誇っている。外科的手術とIVR治療のコラボレーションであるハイブリッド治療は09年から導入し、こちらの治療件数も増加傾向にある。

医療設備

MRI、CT、SPECT、フラットパネル血管撮影装置、回転DSA付きフラットパネル血管撮影装置。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)

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