専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

長野県立こども病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

小児医療

分野

小児医療

特色

小児外表先天異常全般にわたり診断・治療を行っている。治療法の選択では積極的に最新の方法を導入しているが、臨床において評価が実証されたものを第一選択としている。患者家族に対する説明では疾患の基本概念から治療法の変遷まで丁寧に説明するよう心掛けている。頭蓋顔面奇形、口唇口蓋裂、眼瞼下垂、耳介奇形、漏斗胸などの体幹奇形、手足の先天奇形、母斑、血管腫を主として扱っている。

症例数

2008年の年開新患者数481人、総手術件数815件、うち入院・全麻手術379件、レーザー照射436件。内訳は口唇口蓋裂を含む頭蓋顔面奇形44例、眼瞼形成61例、漏斗胸34例、手足の先天奇形32例、耳介奇形24例等

★漏斗胸では低侵襲術式であるNuss法を第一選択に、形態および年齢を考慮した術式を選択

★クルーゾン病などの頭蓋顎顔面骨異常の治療には骨延長法による形成を行う。実態モデルを作成し矯正歯科医(松本歯科大)と術式を検討し良好な成績を収めている。頭蓋骨形成では脳外科医とチーム医療を実践

★口唇口蓋裂は関連する各診療科とのチームアプローチによる集学的治療を行っている。

★母指多指症、多合指では低形成を伴う症例を除き1回の手術で終了

★重度眼瞼下垂では、廃用性弱視の予防目的に出生後半年から1年を目安に腱移殖による形成術を行う。睫毛内反、内眥形態異常は睫毛の性状や眼瞼形態が変化する3歳以降に独自の方法で治療を行う

★小耳症は就学前に肋軟骨を用いた2期法で行い、埋没耳や折れ耳などは出生後早期なら装具による矯正を、残存した変形には耳介の成長障害を考慮し3歳以降に形成術を行う

★母斑は部位および色調から治療法を選択。基本的にはレーザー治療を選択し、皮膚が薄い乳幼児で有効率が高いため早期治療を推進。広範囲に及ぶ母斑では全身麻酔下でのレーザー照射を行う。海綿状血管腫などレーザー効果が期待できないものはアルコール硬化療法を第一選択とし、色素性母斑では可能な限り切除術を行い患者負担の軽減に努めている。

医療設備

血管腫ダイレーザー、Qスイッチルビーレーザー、炭酸ガスレーザー、分光色差計、透視検査室、ナゾメーター(鼻咽腔閉鎖不全評価)、内視鏡、手術用顕微鏡、三次元CT、MRI、超音波診断装置。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

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