セドリーナ錠2mg

処方薬

セドリーナ錠2mgの基本情報

印刷する

アクセスランキング(04月18日更新)

  • 先々週:--位
  • 先週:--位
  • 今週:--位
つぶやく いいね! はてなブックマーク
  • セドリーナ錠2mgの画像
    セドリーナ錠2mgの画像
  • セドリーナ錠2mgの画像
    セドリーナ錠2mgの画像

作用と効果

副交感神経系抑制作用と平滑筋弛緩作用を有するパーキンソン症候群治療剤です。
通常、パーキンソニズム(手足の震え、筋肉のこわばりや動きが遅くなったりする症状など)、ジスキネジア(自分の意志とは無関係に舌を動かしたり、出し入れしたり、絶えず噛むような口の動きなど)、アカシジア(動かずにはいられない状態)の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。閉塞隅角緑内障、重症筋無力症、開放隅角緑内障、前立腺肥大など尿路に閉塞性疾患、不整脈または頻脈傾向、高血圧、胃腸管に閉塞性疾患、動脈硬化性パーキンソン症候群、腎機能障害、肝機能障害がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

向精神薬投与による場合:通常、成人は1日1~5錠(主成分として2~10mg)を3~4回に分けて服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
その他:通常、成人は第1日目0.5錠(主成分として1mg)、第2日目1錠(2mg)、以後1日につき1錠(2mg)ずつ増量され、1日量3~5錠(6~10mg)を維持量として3~4回に分けて服用します。年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついた時に1回分を飲んでください。ただし、次の服用時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、見当識障害(場所、時間、名前などが判らない)、神経過敏、興奮、めまい、運動失調、眠気、頭痛、けん怠感、気分高揚(気持ちの高ぶり)、多幸症(現実からかけ離れた幸福感)、口渇、吐き気、嘔吐、便秘、食欲不振、排尿困難、尿閉、発疹、動悸、眼の調節障害、散瞳などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・嚥下困難、筋肉のこわばり、発熱 [悪性症候群]

・精神の統一を欠いた混乱状態(考えがまとまらない、集中力の低下など)、実際には存在しない物が見えたり、ない音が聞こえる [精神錯乱、幻覚、せん妄]

・眼の痛み、頭痛、視力の低下 [閉塞隅角緑内障]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

併用禁忌(禁止)・注意の処方薬をもっと見る(348件)

医薬品情報

製薬会社

アルフレッサファーマ株式会社

薬価

1錠あたり8.8円 ジェネリックを探す

剤形

白色の錠剤(割線入)、直径7.0mm、厚さ2.3mm

シート記載

(表)セドリーナ2mg、セドリーナ、2mg、S (裏)SEDRENA 2mg、セドリーナ2mg

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > 抗パーキンソン剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

トリヘキシフェニジル塩酸塩

この成分で処方薬を探す

YJコード

1169001F1202

レセプト電算コード

620008311

更新日付:2021年11月02日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

現在募集中の治験

QLifeでは、次の治験にご協力いただける方を募集しています。

この薬を調べた人は、他にこんな薬を調べています

おすすめの記事

ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、アルフレッサファーマ株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・セドリーナ錠2mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
  • ・当サービスによって生じた損害について、株式会社QLife及び、くすりの適正使用協議会、株式会社ネグジット総研ではその賠償の責任を一切負わないものとします。