イーケプラ錠500mg

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イーケプラ錠500mgの基本情報

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作用と効果

脳内の神経の過剰な興奮を抑えて、てんかんの発作を抑制します。
通常、てんかんの部分発作の治療、または他の抗てんかん薬と併用して強直間代発作の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎障害、肝障害がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

成人:通常、成人は1日2錠(主成分として1,000mg)を1日2回に分けて服用します。症状により適宜増減されますが、増量は2週間以上の間隔をあけて1日用量として2錠(1,000mg)以下ずつ行います。1日の最高用量は6錠(3,000mg)までです。
小児:通常、4歳以上の小児は主成分として1日20mg/kgを1日2回に分けて服用します。症状により適宜増減されますが、増量は2週間以上の間隔をあけて1日用量として20mg/kg以下ずつ行います。1日の最高用量は主成分として60mg/kgまでです。ただし、体重50kg以上の小児は成人と同じ用量を服用します。
本剤は1錠中に主成分500mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついた時に1回分を飲んでください。ただし、次の飲む時間が6時間以内の場合は1回とばして、次の時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、鼻咽頭炎、傾眠、頭痛、浮動性めまい、下痢、挫傷、運動緩慢などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・発熱、紅斑、水疱・びらん [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]

・発疹、発熱、肝機能障害 [薬剤性過敏症症候群]

・出血傾向、発熱、のどの痛み [重篤な血液障害(汎血球減少、無顆粒球症、白血球減少、好中球減少、血小板減少)]

・全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝不全、肝炎]

・激しい上腹部の痛み、発熱、吐き気 [膵炎]

・ちょっとした刺激で気持ちや体の変調をきたす、攻撃的になる、自殺を企てる [攻撃性、自殺企図]

・筋肉痛、脱力感、赤褐色尿 [横紋筋融解症]

・尿量減少、むくみ、全身倦怠感 [急性腎障害]

・急激な発熱、筋肉のこわばり、頻脈 [悪性症候群]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

[ご家族の方へ]攻撃的になる、死にたいという気持ちになるなどの症状があらわれる可能性について医師から十分に説明を受けて、患者さんのいつもと違う言動や症状に気づいた場合は、医師または薬剤師に申し出てください。

医薬品情報

製薬会社

ユーシービージャパン株式会社

薬価

1錠あたり138円 ジェネリックを探す

剤形

黄色の錠剤、長径約16.4mm、短径約7.7mm、厚さ約5.8mm

シート記載

ucb500、500mg、イーケプラ錠

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > 抗てんかん剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

レベチラセタム

この成分で処方薬を探す

YJコード

1139010F2020

レセプト電算コード

621997501

更新日付:2023年06月29日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

イーケプラに関する医師Q&A

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  • ・イーケプラ錠500mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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