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薬価 1錠あたり336.4円
剤形 白色の錠剤、直径6.5mm、厚さ2.2mm
シート記載 (表)ルナベル配合錠ULD、LUNABELL tablets ULD、日本新薬 (裏)販売 日本新薬株式会社、製造販売元 ノーベルファーマ株式会社
薬効分類 個々の器官系用医薬品 > ホルモン剤(抗ホルモン剤を含む。)
主成分

ノルエチステロン

同じ成分の薬

エチニルエストラジオール

同じ成分の薬

この薬の添付文書

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

作用と効果について

卵胞の発育を抑え排卵を抑える作用により月経時の疼痛を軽減します。
通常、月経困難症に用いられます。避妊目的には使用できません。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。乳癌、子宮内膜癌、子宮頸癌およびその疑い、診断が未確定の異常性器出血、血栓性静脈炎・肺塞栓症・脳血管障害・冠動脈疾患または既往歴、喫煙者、片頭痛、心臓弁膜症、糖尿病、血栓性素因(家族を含む)、抗リン脂質抗体症候群、手術前4週間以内、手術後2週間以内、産後4週間以内、長期間安静状態、肝障害、肝腫瘍、脂質代謝異常、高血圧、耳硬化症、妊娠中に黄疸・持続的なかゆみを経験したことがある。妊娠ヘルペスの既往歴がある。現在身長が伸びている。

妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、1日1錠を一定の時刻に21日間服用します。その後7日間は服薬しません(休薬期間)。この28日間を1周期とし、出血が終わっているか継続しているかにかかわらず、29日目から新しいシートの錠剤で服用を開始し、以後、同様に繰り返します。必ず指示された服用方法に従ってください。

初めてこの薬を服用する場合は、月経の第1日目から5日目の間に飲み始めます。

万一前日の飲み忘れに気付いた場合、直ちに飲み忘れた1錠を服用し、さらに当日の分も通常通りに1錠を服用してください。すなわちその日は2錠服用することになります。2日以上連続して飲み忘れた場合は気付いた時点で前日分の1錠を服用し、さらに当日の分も通常通りに1錠を服用します。その後は当初の服薬スケジュール通り服用を継続します。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用について

主な副作用として、頭痛、吐き気、上腹部痛、不正性器出血、希発月経(月経周期が39日以上)、月経過多、下腹部痛、過少月経(月経の出血量が極端に少ない)、頻発月経(月経周期が24日以内)、乳房痛、乳房不快感、発疹、薬疹、顔面浮腫などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・下肢の痛み・むくみ、四肢の脱力・麻痺、突然の息切れ、胸痛、頭痛、構語障害、急性視力障害 [血栓症]

・呼吸困難、蕁麻疹・かゆみ、血管浮腫(眼・口の周囲の腫れ) [アナフィラキシー]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

更新日付:2014年03月06日

ルナベルに関する医師Q&A

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医療者の実際の評価

※ ルナベルという名の全薬剤(形は異なるが成分は同じ)の評価を掲載しています。「医療者の実際の評価」についての詳細はこちらをご覧ください。

医師 40代 診療所(勤務医) 婦人科(女性診療科)

私の処方の仕方 低用量ピルのうち、保険適応があるもので、機能性月経困難(月経痛・月経量過多)に非常に有効です。
しかし、血栓等の副作用もきたしうるので、血栓素因等については調査のうえ、慎重に婦人科の管理を受けながら使用をする必要があります。
また、血栓を防止するために、脱水や喫煙を避ける生活習慣が必要です。
保険のピルでも避妊効果は自費のピルと同等に有するので、妊娠計画をたてる際には中止が必要です。

この評価に他の医療者から補足

さらに!薬剤師 30代 保険薬局[投稿日:2016年 04月 16日]

服用を2日忘れた場合、出血が始まる可能性が高く、それ以降の服用判断は医師へ相談し決定してください。

※投稿内容に問題がある場合は、問題投稿を通報ページから教えて下さい。

医師 60代以上 診療所(開業医) 婦人科(女性診療科)

私の処方の仕方 以前は子宮内膜症を原因とする月経困難を改善するためのお薬として認められていたものですが、現在は適応として月経困難症のみでも使えるようになりました。
中身が変わったわけではなく適応が変わっただけで、安全性が高まったわけではありません。
しかし、一般的な低用量ピルであって、特別危険な薬ではありません。
しかし、血栓症の危険がないわけではないので、医師による慎重な投与が必要です。

現場で質問・誤解されがちな内容と回答法 「最近血栓症の危険が増えたのですか?」と質問されることがありますが、
「再調査によって危険性がないわけではないが有用性が勝ると再確認されています。」と回答しています。

※投稿内容に問題がある場合は、問題投稿を通報ページから教えて下さい。

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併用禁忌(禁止)・注意の処方薬

薬の併用には専門的な判断が必要です。必ず、医師、薬剤師に相談してください。

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処方実績の多い疾患

※ 処方実績はレセプトデータ(2015年04月~2015年09月)を基準としています。

2この薬は下記の疾患の患者さんに2番目に多く処方されています
3この薬は下記の疾患の患者さんに3番目に多く処方されています
この薬は下記の疾患の患者さんに処方されています

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医療者の実際の評価(続き)

医師 30代 公立病院 産科(母子・周産期科)

私の処方の仕方 月経困難、月経過多に対して用いる薬剤である。
元々体で作られている女性ホルモンを、経口にて少量摂取するものである。
少量の女性ホルモンが口から入ってくることで、からだは自分で作らなくて良いと考えるため、結果体内の女性ホルモンの量が減少する。
この作用により、子宮内膜の成長がゆっくりになり、月経量と痛みの軽減につながる。
排卵も抑制されるため、避妊の副作用もある。
ピルとして用いられている薬剤とよく似た内容である。

現場で質問・誤解されがちな内容と回答法 「内服を止めれば、すぐにもとの状態に戻るのですか?」と質問を受ける。
「内服終了後、速やかに月経症状と妊孕性(にんようせい、妊娠のしやすさ)が戻りますよ。」と説明する。

※投稿内容に問題がある場合は、問題投稿を通報ページから教えて下さい。

医師 60代以上 診療所(開業医) 婦人科(女性診療科)

私の処方の仕方 ルナベルは現在日本で発売されているOC(経口避妊薬)の中ではエストロゲンが少ない低用量OCに分類されている。
避妊薬として、および月経困難症に対する保険治療薬として処方している。
エストロゲン量によりULDとLDの2種類がある。
ULDの方がエストロゲンが少ないため、血栓症のリスクが低いが不正出血が起こりやすい。
LDはエステロゲンが多いための血栓症などのリスクがあるが不正出血が少ないので、こちらが好きな患者さんもある。
日本新薬の製造販売である。

現場で質問・誤解されがちな内容と回答法 「ホルモン剤は危険なのではないですか?」と心配する患者さんには、
「もしOCを飲まないで妊娠した際の手術のリスクと比較すると、OCを服用した際のリスクの方が少ないです。」とお話しします。

※投稿内容に問題がある場合は、問題投稿を通報ページから教えて下さい。

ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、日本新薬株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している併用禁忌・併用注意の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ルナベル配合錠ULDを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
  • ・当サービスによって生じた損害について、株式会社QLife及び、くすりの適正使用協議会、株式会社ネグジット総研ではその賠償の責任を一切負わないものとします。

「医療者の実際の評価」はあくまで参考材料のひとつに

  • ・法律で「医薬品等の適正使用と有効性・安全性の知識と理解を深める努力」が「患者責任」と規定されたこと、また「他の薬を試したい」時に医師に訊けずに転医してしまう患者が少なくない実態を解消する支援をしたいと考え、1)生活者・医療者間の会話の糸口・参考例、2)医薬品についての関心や知識を深めるきっかけ・参考材料、として提供しています。詳細はこちらをご覧ください。
  • ・薬口コミの内容は不完全です。これだけで服薬中断や変更の判断は絶対にしないでください。
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