アデムパス錠0.5mg

処方薬

アデムパス錠0.5mgの基本情報

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作用と効果

血管内皮細胞に存在する可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)を刺激し、細胞内環状グアノシン一リン酸(cGMP)の生成を促進して、血管を弛緩させることにより肺動脈圧を低下させます。
通常、慢性血栓塞栓性肺高血圧症や肺動脈性肺高血圧症の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝機能障害がある。腎機能障害があるまたは透析をしている。低血圧、肺静脈閉塞性疾患がある。喫煙者。

妊娠あるいは妊娠している可能性がある、または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は主成分として1回1.0mgを1日3回服用から開始します。医師が症状を確認しながら適宜調節し、至適用量(1回0.5~2.5mg)を決定します。増量の場合は2週間間隔で1回用量を0.5mgずつ増量されますが、最高用量は1回2.5mg1日3回までとされています。減量の場合は1回用量を0.5mgずつ減量されます。医師が至適用量を決定した後は、その用量を維持します。用量維持期においても、最高用量は1回2.5mg1日3回までとされています。低血圧症状を示すなど、忍容性がない場合には1回用量を0.5mgずつ減量されます。本剤は1錠中に主成分0.5mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、次の飲む時間までに6時間以上ある場合には、すぐに1回分を飲んでください。6時間未満の場合には1回分をとばして、次の服用時間に1回分を飲んでください。決して2回分を一度に飲んではいけません。3日間以上飲み忘れた場合には、飲む量の再調節が必要となりますので、使用再開について医師に相談してください。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。ひどい血圧低下(脱力感、めまい、ふらつき、立ちくらみ、気を失う)があらわれることがあります。これらの症状があらわれた場合は、使用を中止し、ただちに医師に連絡してください。

医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、めまい、頭痛、消化不良、低血圧、潮紅(ほてり)、吐き気、下痢、貧血などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・咳と一緒に血が出る [喀血、肺出血]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

MSD株式会社

薬価

1錠あたり685.9円

剤形

白色の錠剤、直径6mm、厚さ2.8mm

シート記載

アデムパス0.5、0.5、R0.5、Adempas0.5、0.5mg

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > 循環器官用薬 > その他の循環器官用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

リオシグアト

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YJコード

2190034F1027

レセプト電算コード

622301901

更新日付:2024年01月19日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

アデムパスに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・アデムパス錠0.5mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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