イーケプラ点滴静注500mg

処方薬注射剤

イーケプラ点滴静注500mgの基本情報

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作用と効果

脳内の神経の過剰な興奮を抑えて、てんかんの発作を抑制します。
通常、一時的に内服剤を服用できない場合に、てんかんの部分発作の治療、または他の抗てんかん薬と併用して強直間代発作の治療に用いられます。また、てんかん重積状態の治療にも用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎障害、肝障害がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

一時的に内服できない場合におけるレベチラセタム内服剤の代替療法
部分発作(二次性全般化発作を含む)
内服剤から切り替える場合:通常、内服剤と同じ回数にて、1回分を15分かけて点滴で静脈内へ注射します。
内服剤に先立ち使用する場合
成人:通常、成人は1日2回、15分かけて点滴で静脈内へ注射します。
小児:通常、生後6ヵ月以上の小児は1日2回、15分かけて点滴で静脈内へ注射します。通常、生後1ヵ月以上6ヵ月未満の小児は1日2回、15分かけて点滴で静脈内へ注射します。
強直間代発作
内服剤から切り替える場合:通常、内服剤と同じ回数にて、1回分を15分かけて点滴で静脈内へ注射します。
内服剤に先立ち使用する場合
成人:通常、成人は1日2回、15分かけて点滴で静脈内へ注射します。
小児:通常、4歳以上の小児は1日2回、15分かけて点滴で静脈内へ注射します。
内服剤の服用が可能になった場合は速やかに内服剤に切り替えます。

てんかん重積状態
通常、成人には主成分として1回1,000~3,000mgを2~5mg/kg/分の投与速度で静脈内へ注射します。1日の最高用量は3,000mgまでです。
症状がある時だけ使います。

副作用

主な副作用として、鼻咽頭炎、傾眠、頭痛、浮動性めまい、下痢、挫傷、運動緩慢、注射部位炎症、注射部位疼痛、注射部位腫脹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・発熱、紅斑、水疱・びらん [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]

・発疹、発熱、肝機能障害 [薬剤性過敏症症候群]

・出血傾向、発熱、のどの痛み [重篤な血液障害(汎血球減少、無顆粒球症、白血球減少、好中球減少、血小板減少)]

・全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝不全、肝炎]

・激しい上腹部の痛み、発熱、吐き気 [膵炎]

・ちょっとした刺激で気持ちや体の変調をきたす、攻撃的になる、自殺を企てる [攻撃性、自殺企図]

・筋肉痛、脱力感、赤褐色尿 [横紋筋融解症]

・尿量減少、むくみ、全身倦怠感 [急性腎障害]

・急激な発熱、筋肉のこわばり、頻脈 [悪性症候群]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

[ご家族の方へ]攻撃的になる、死にたいという気持ちになるなどの症状があらわれる可能性について医師から十分に説明を受けて、患者さんのいつもと違う言動や症状に気づいた場合は、医師または薬剤師に申し出てください。

医薬品情報

製薬会社

ユーシービージャパン株式会社

薬価

1瓶あたり1484円 ジェネリックを探す

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > 抗てんかん剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

レベチラセタム

この成分で処方薬を探す

YJコード

1139402A1025

レセプト電算コード

622308401

更新日付:2023年06月29日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・イーケプラ点滴静注500mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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