インスリン グラルギンBS注キット「FFP」

処方薬注射剤ジェネリック

インスリン グラルギンBS注キット「FFP」の基本情報

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作用と効果

細胞内への糖の取り込み、肝臓での糖新生の抑制、および肝臓、筋肉におけるグリコーゲン合成の促進作用などにより血糖値を下げます。
通常、インスリン療法が適応となる糖尿病の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。低血糖の症状がある。下痢や嘔吐などの胃腸障害、風邪などで食事が十分に摂れていない。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は、初期は1日1回4~20単位を皮下注射しますが、ときに他のインスリン製剤を併用することがあります。注射時刻は朝食前または就寝前のどちらかで、毎日一定としてください。注射量は、症状および検査所見に応じて増減されますが、その他のインスリン製剤の注射量を含めた維持量は、通常1日4~80単位です。ただし、必要により80単位を超えて使用することがあります。必ず指示された注射方法に従ってください。

使用開始前にインスリン製剤のラベルを確認し、他のインスリン製剤と取り間違えないように注意してください。

JIS T3226-2に準拠したA型専用注射針を用いて使用してください。

A型専用注射針の装着時に液漏れなどの不具合が認められた場合には、新しい注射針に取り替えてください。

注射針は毎回新しいものを必ず注射直前に取り付けてください。

皮下注射は、上腕部、大腿部、腹部、腰部などに行いますが、同一部位内で注射する場合は前回の注射箇所より少なくとも2~3cm離して注射してください。静脈を避けて注射してください。

注射箇所に腫瘤(しゅりゅう)や硬結(こうけつ)があらわれた場合は、その箇所への注射を避けてください。

1本の製剤を他の人と共用しないでください。

注射を忘れた場合は担当の医師に相談してください。絶対に2回分を一度に注射してはいけません。

誤って多く注射した場合は、医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で注射を止めないでください。

副作用

主な副作用として低血糖、糖尿病網膜症の顕在化または増悪が報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・冷や汗がでる、空腹感、手足のふるえ、意識障害 [低血糖]

・発赤、呼吸困難、血圧低下、意識消失、胸痛 [ショック、アナフィラキシー]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで保管してください。

未使用の本剤は凍結を避け、2~8℃で遮光して保管してください。冷蔵庫から出して皮下注射する場合は室温に戻してから使用してください。

使用開始後は冷蔵庫に保存せず、光、凍結を避けて保管してください。

使用開始後4週間を超えたものは使用しないでください。

廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

富士フイルム富山化学株式会社

薬価

1キットあたり1152円

剤形

無色澄明注射剤

シート記載

-

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > ホルモン剤(抗ホルモン剤を含む。) > その他のホルモン剤(抗ホルモン剤を含む。) 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

インスリン グラルギン(遺伝子組換え)[インスリン グラルギン後続2

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YJコード

2492421G1029

レセプト電算コード

622484801

更新日付:2020年05月28日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

インスリン グラルギンに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・インスリン グラルギンBS注キット「FFP」を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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