カルベジロール錠2.5mg「アメル」

処方薬ジェネリック

カルベジロール錠2.5mg「アメル」の基本情報

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作用と効果

β受容体遮断作用に加えてα1受容体遮断作用による血管拡張作用、降圧作用を示し、血管抵抗を維持、減少させて、心臓のポンプ機能を改善し、体に必要な血液を十分に送り、心機能を改善します。
通常、慢性心不全(虚血性心疾患または拡張型心筋症に基づく)、不整脈(頻脈性心房細動)の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。気管支喘息、気管支痙攣、糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシス、不整脈、心原性ショック、非代償性の心不全、肺高血圧による右心不全、未治療の褐色細胞腫、絶食状態、栄養不良、肝機能障害、腎機能障害、末梢循環障害、血圧が低い。

妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

虚血性心疾患または拡張型心筋症に基づく慢性心不全:通常、成人は1回半錠(主成分として1.25mg)を1日2回食後の服用から開始します。1回半錠(1.25mg)、1日2回の服用に忍容性がある(何事もなく飲み続けられる)場合には、1週間以上の間隔で忍容性をみながら段階的に増量され、忍容性がない場合は減量されます。用量の増減は必ず段階的に行われ、1回服用量は半錠(1.25mg)、1錠(2.5mg)、2錠(5mg)、または4錠(10mg)のいずれかです。いずれの用量でも1日2回食後に服用します。通常、維持量として1回1~4錠(2.5~10mg)を1日2回食後に服用します。なお、年齢・症状により服用開始用量はさらに低用量になる場合もあります。また、患者の本剤に対する反応性により、維持量は適宜増減されます。
頻脈性心房細動:通常、成人は1回2錠(主成分として5mg)を1日1回の服用から開始し、効果が不十分な場合には4錠(10mg)を1日1回、8錠(20mg)を1日1回へ段階的に増量されます。年齢・症状により適宜増減されますが、最大服用量は8錠(20mg)を1日1回までです。
いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、めまい、倦怠感、眠気、頭痛、動悸、徐脈、血圧低下、糖尿病悪化、発疹、喘息様症状、吐き気などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・息切れ、めまい、失神 [高度な徐脈、ショック、完全房室ブロック、心不全、心停止]

・顔面蒼白、冷汗、ふらつき [ショック]

・全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]

・全身倦怠感、尿量減少、手足や顔のむくみ [急性腎不全]

・呼吸困難、ふらふら感、眼や唇の周りがはれる [アナフィラキシー]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

共和薬品工業株式会社

薬価

1錠あたり10.1円 先発薬を探す

剤形

白色~帯黄白色の錠剤、短径約5.1mm、長径約10.1mm、厚さ約3.2mm

シート記載

(表)カルベジロール2.5mg「アメル」、カルベジロール「アメル」、KWCAR2.5 (裏)Carvedilol 2.5mg《AMEL》、KWCAR2.5、カルベジロール「アメル」、2.5mg、リサイクルマーク、GS1コード

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > 循環器官用薬 > 血圧降下剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

カルベジロール

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YJコード

2149032F4063

レセプト電算コード

622500401

更新日付:2020年06月24日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

カルベジロールに関する医師Q&A

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