メクトビ錠15mg

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メクトビ錠15mgの基本情報

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作用と効果

がん細胞の増殖に必要なMEKタンパク質の活性化を阻害することにより、がん細胞の増殖を抑えます。
通常、BRAF遺伝子変異を有する悪性黒色腫、がん化学療法後に増悪したBRAF遺伝子変異を有する進行・再発の結腸・直腸癌の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

BRAF遺伝子変異を有する悪性黒色腫:通常、成人は1回3錠(ビニメチニブとして45mg)を1日2回、服用します。エンコラフェニブと併用されます。
がん化学療法後に増悪したBRAF遺伝子変異を有する進行・再発の結腸・直腸癌:通常、成人は1回3錠(ビニメチニブとして45mg)を1日2回、服用します。エンコラフェニブおよびセツキシマブと併用されます。
いずれの場合も、状態により適宜減量されます。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気付いたときに1回分を飲んでください。ただし、次回の服用時間が近い場合は、飲み忘れた分をとばして、次回の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、吐き気、嘔吐、下痢、疲労、ざ瘡様皮膚炎、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・視力低下、目のかすみ [眼障害]

・動悸、息切れ、むくみ [心機能障害]

・全身けん怠感、食欲不振、吐き気、黄疸 [肝機能障害]

・手足の筋肉の痛み、こわばり、しびれ、脱力感、赤褐色尿 [横紋筋融解症]

・頭痛、頭重(頭が重い)、めまい、肩こり、動悸 [高血圧、高血圧クリーゼ]

・血便、血尿、歯ぐきからの出血 [出血]

・意識の低下、尿量が減る、息切れ [腫瘍崩壊症候群]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

医薬品情報

製薬会社

小野薬品工業株式会社

薬価

1錠あたり4926.4円

剤形

黄色~暗黄色の錠剤、長径12.3mm、短径5.3mm、厚さ4.2mm

シート記載

(表)メクトビ 15mg、メクトビ、15mg、A15、(裏)MEKTOVI 15mg、メクトビ、15mg

薬効分類

組織細胞機能用医薬品 > 腫瘍用薬 > その他の腫瘍用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ビニメチニブ

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YJコード

4291058F1024

レセプト電算コード

622668901

更新日付:2024年02月13日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

メクトビに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・メクトビ錠15mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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