マブキャンパス点滴静注30mg

処方薬注射剤

マブキャンパス点滴静注30mgの基本情報

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作用と効果

ヒト化抗CD52モノクローナル抗体と呼ばれる注射薬で、細胞表面に存在する特異的な抗原(CD52というタンパク質)に結合し、がん細胞の増殖を抑えます。
通常、再発または難治性の慢性リンパ性白血病の治療、同種造血幹細胞移植の前治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。感染症にかかっている人。

妊娠中、妊娠している可能性がある、または授乳中。

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

再発または難治性の慢性リンパ性白血病:通常、1日1回静脈内に点滴で注射します。最大12週間まで注射しますが、症状を見ながら使用期間を決めていきます。
同種造血幹細胞移植の前治療:通常、1日に1回、6日間静脈内に点滴で注射します。

インフュージョンリアクション(薬剤注入に伴う反応)を軽減させるために、この薬を注射する前に抗ヒスタミン剤および解熱鎮痛剤、あるいはこれらに加え副腎皮質ステロイド剤が使われることがあります。

副作用

主な副作用として、食欲減退、頭痛、嘔吐、吐き気、下痢、かゆみ、じんましん、さむけ、発熱、疲れなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・発熱、喉の痛み、めまい [血球減少]

・呼吸困難、意識の低下、発熱 [インフュージョンリアクション]

・体がだるい、発熱、さむけ [感染症]

・白目が黄色くなる、あおあざができる、体がだるい [免疫障害]

・意識の低下、尿量が減る、息苦しい [腫瘍崩壊症候群]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

サノフィ株式会社

薬価

1瓶あたり90907円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

組織細胞機能用医薬品 > 腫瘍用薬 > その他の腫瘍用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

アレムツズマブ(遺伝子組換え)

この成分で処方薬を探す

YJコード

4291428A1029

レセプト電算コード

622388101

更新日付:2023年01月27日

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・マブキャンパス点滴静注30mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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