リクスビス静注用1000

処方薬注射剤

リクスビス静注用1000の基本情報

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作用と効果

血液凝固第IX因子を補うことにより、出血傾向を抑えます。
通常、血友病B(血液凝固第IX因子欠乏症)による出血傾向の抑制に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝疾患、術後、血栓塞栓性事象のリスク、線維素溶解の徴候または播種性血管内凝固症候群(DIC)がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、1回の注射で体重1kgあたり50国際単位を1分間に10mLをこえない速度で緩徐に静脈内に注射しますが、状態により適宜増減されます。定期的に注射する場合、通常、1回の注射で体重1kgあたり40~75国際単位を週2回使用します。12歳未満であった場合、1回の注射で体重1kgあたり40~80国際単位を週2回使用します。必ず指示された方法に従ってください。

溶解後3時間以内に使用してください。

使用者(患者)が希望した場合には、本人が一定の基準を満たしていることを担当の医師が確認した後、自己投与(自己注射)を行うことができます。

注射し忘れた場合は医師や薬剤師、看護師に相談してください。絶対に2回分を一度に注射してはいけません。

誤って多く注射した場合は医師や薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で注射するのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、味覚異常、出血性貧血、四肢痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・じんましん、動悸(どうき)、息切れ、 [ショック、アナフィラキシー]

・心筋梗塞(安静にしても20分以上継続する激しい痛み、冷汗、吐き気)、脳梗塞(片足の手足がしびれる、足がもつれる、手足に力が入らない、ろれつがまわらない、言葉がとっさに出てこない、ものが見えにくい)、深部静脈血栓症(下肢がはれる、下肢に熱感や疼痛がある) [血栓塞栓症]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、凍結を避け、2~8℃で保存してください。

使用者(患者)が家庭で保管する場合においては、冷蔵庫内で保存することが望ましいものの、室温(30℃以下)で保存することもできます。室温で保存した場合には、使用期限を超えない範囲で6ヵ月以内に使用し、再び冷蔵庫に戻さないようにしてください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医薬品情報

製薬会社

武田薬品工業株式会社

薬価

1瓶あたり106317円

剤形

白色の粉末または塊の注射用剤

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 生物学的製剤 > 血液製剤類 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ノナコグ ガンマ(遺伝子組換え)

この成分で処方薬を探す

YJコード

6343445D2022

レセプト電算コード

622473101

更新日付:2019年04月01日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している情報は、武田薬品工業株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・リクスビス静注用1000を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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